田端優子展 小杉画廊

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銀座でのジャイロキネシスが終わり小杉画廊へ。

彫刻家、田端優子さんの展示中でございました。
オーナーの渋谷さんを待つ間、のんびりと鑑賞。
穏やかかつ神聖な表情をもつ彫刻たち。
静寂な風の流れを感じます・・・。

ブロンズのような重厚さが気になり、田端さんにお尋ねすると
「乾漆といって張り子のような技法よ」
とのこと。
型取りした石膏に麻布を貼り漆でかため、型を外すというもの。
「だから中が空洞で軽いのよ~」
持たせてもらうと、その見た目の大きさからは想像できないくらいの軽さ!驚きです!

パステル、アクリル画からはふんわりとした光の世界が溢れていました。

終始、彫刻の優しくもあり荘厳な存在感に圧倒されっぱなしでございました!
武蔵小杉に寄ったときはぜひ足を運んでみてください~
きっと心に響くものがあると思います!

田端優子彫刻展
コモレビノオト

2016年
9月20日(火)~10月2日(日)
11:00~18:00(最終日~16:00) 9/26休廊
http://www.geocities.jp/kosugiga/exhibition.htm

PS. 後に乾漆を調べると仏像でも使われた歴史ある技法でした。(勉強不足)
また、現代のFRP(繊維強化プラスチック)の技法と似ているだとか。奥が深い・・・。

グループ展 3人の変人 THE BIRTHDAY 10月12(水)~24日(月)

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3人の変人、初のグループ展を、UNITED cafeで開催します。
「変人」と呼ばれる3人のアーティスト。個々の個性が交差し感性の導くままに突き進む!

10.22 (土) 17:00からは、レセプションパーティーがありますので、お気軽にご参加ください。

また、カフェ営業中での展示になりますので、コーヒー一杯からのご注文お願い致します。
BAR営業も行っていますので、お酒もOKです。

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UNITED cafe

〒154-0003 東京都世田谷区野沢4-4-8-1F
TEL 03-5430-3477
東急田園都市線「駒沢大学駅」東口より徒歩約12分
東急東横線「学芸大学駅」西口より徒歩約20分
環状7号線沿い。龍雲寺交差点そば。

 

田中 一平 展

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銀座でヨガニドラーの帰りに寄ったうしお画廊。
田中 一平さんのオープニングパーティーが開催中でありました。
実は失礼ながら前情報は画廊HPだけだったのですが、ご本人とご両親が父と弟と繋がってましてびっくり。
世間の狭さを感じます。。。

作品を観て最初に思ったこと。
「無機物に生命が宿る」

正方形の鉄板に垂直につけられたバネとおもり。
回転する棒に接触するたびに、ゆらゆらと踊ります。
勢い余って鉄板に頭をぶつけると、風鈴のような心地良い響きが。
メインの作品では、更に鉄板に当たると上の電球が点滅する仕組みが!

よくよく観察してみると、うまく棒を避ける者や、ずっと頭を垂れて休む者が。
規則性の中にイレギュラーが発生することによって、まるでそれが意志のある生き物のように見えてきてきます。

見る側の創造力が掻き立てる展示、それが田中さんの目指しているアートなのかもしれません。

オーナーの牛尾さん曰く、一日中いても飽きない空間、銀ブラのついでにぜひ寄ってみてください~

田中 一平 展

会 期:2016/9/14(水)〜9/24(土)

うしお画廊
http://www.ushiogaro.com/
休廊日:日曜・祝日(9/18,19,22休廊)

時 間:11:30〜19:30(最終日 17:00まで)

PsioCAT LIFE 傍嶋泰雅個展 2016年7月13日(水)~7月24日(日)

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第二回の個展開催!
自分の生活の断片をお披露目いたします。
ポップなイラストから、???な絵画まで。
限界を突破するイラストの新しい可能性へ。

2016年7月13日(水) ~ 7月24日(日)  休廊日:7月19日(火)
11:00am~6:00pm (最終日5:00pm)

小杉画廊
〒211-0063 川崎市中原区小杉町
3-1501-1-304
TEL・FAX 044(572)9031
E-mail kosugiga@yahoo.co.jp
http://www.geocities.jp/kosugiga/
(Yahoo!・Googleで小杉画廊と検索)

武蔵小杉駅 JR南武線西口・東急東横線正面口4分 JR横須賀線構内連絡路11分

傍嶋泰雅 イラスト展 PsioCAT Cafe 2016年1月20日(水)~1月29日(金)

※開催期間が変更となりました。2016年1月20日(水)~1月29日(金)お気をつけ下さい。

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ついに初個展!
作品数は少なめですが、コーヒーが美味しくなるような展示を目標にしてます~
お楽しみに!

また、20日18:00よりオープニングパーティー開催予定です。私にお気軽にお問い合わせくだされ。

個展の注意なんですが、営業しているカフェ内で行うので、コーヒー等の注文は必須になります。
おしゃれカフェでくつろぎながらご鑑賞ください~

PsioCAT Cafe 傍嶋泰雅 イラスト展
2016年1月20日(水)~1月29日(金)11:30am~25:00pm (火曜定休日)(金,土,祭日 ~29:00)
※カフェの臨時休業により、期間が変更となりました。

UNITED café
〒154-0003 東京都世田谷区野沢4-4-8-1F
Tell 03-5430-3477
http://united-cafe.net/

急田園都市線「駒沢大学駅」東口より徒歩約12分
東急東横線「学芸大学駅」西口より徒歩約20分
環状7号線沿い。龍雲寺交差点そば。

Sobajima Family Art Festival 傍嶋家芸術祭2015

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今年初めの芸術祭開催!
2014年11月「SOBAJIMA FAMILY EXHIBITION~ツナガル遺伝子~」展の熱が覚めぬまま、
場所を葛飾区に移し再び芸術一家が動き出す!
妻、親戚を交えた総勢10名による大アートイベント開催。
溢れでる感性のるつぼに、あなたは直面する・・・。

Sobajima Family Art Festival 傍嶋家芸術祭2015
2015年2月23日(月)~3月1日(日)
http://www.sobajima.info/

10:00am~7:00pm (初日3:00pm~最終日~5:00pm)
かつしかシンフォニーヒルズギャラリー2

 HP http://www.k-mil.gr.jp/
〒124-0012 東京都葛飾区立石六丁目33番1号
京成青砥駅下車徒歩5分
(又は京成立石駅下車徒歩7分)

2月28日(土)特別企画(第2レクリエーションルームにて開催)

AYAダンスパフォーマンス 3:00pm~3:15pm
島田忠幸シークレットパフォーマンス 3:20pm~3:30pm

主催:あーと高野

SOBAJIMA FAMILY EXHIBITION~ツナガル遺伝子~2014

 

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我が家の家族展の告知です!
お暇な方はぜひいらしてください。

SOBAJIMA FAMILY EXHIBITION~ツナガル遺伝子~2014
傍嶋康博・傍嶋泰雅・傍嶋飛龍・傍嶋賢・傍嶋崇
http://www.sobajima.info/

2014年11月11日(火) ~ 11月23日(日)
11:00am~6:00pm (最終日4:00pm)

11日、5時位からささやかなオープニングパーティを開く予定です。
傍嶋家全員と会えるまたとないチャンス!?

場所:小杉画廊
〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町
3-1501-1-304
TEL・FAX 044(572)9031
E-mail kosugiga@yahoo.co.jp
http://www.geocities.jp/kosugiga/
(Yahoo!・Googleで小杉画廊と検索)
月曜休廊

武蔵小杉駅JR南武線西口・東急東横線正面口4分JR横須賀線構内連絡路11分

にわか日本酒レビュー 86 君萬代 純米酒

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にわか日本酒レビュー 86 君萬代 純米酒 750ml 田中酒造 1000円

取手の老舗、弟3男がお世話になっている田中酒造の蔵開きで購入したお酒。
今までいただいた田中酒造のお酒はガツンと男らしい毛むくじゃらな味わいだったので、今回も雄味に期待しよう。
(すごくホモ臭いNE!)

飲む前からなんとなく冷やしたほうが美味しい気がして、冷蔵庫でガンガンに冷やす。
時数時間、十分冷えたぞ、飲み頃だ。
つまみは無しでギュと一杯。

くぅー旨みと辛味と、陸の酒らしい重さがズンと来る!
私の好きな、程よい甘さ加減と油の乗ったブリのような濃厚さ。
酸味は抑え気味なところが憎い。

君萬代、たぶんだが茨城県取手市に行かないと飲めないレアな銘柄かと思われる。
縁あってこの旨い酒が飲めるということに感謝せねばならないね!

弟が関係者でよかったわ、グヘヘヘ(ゲス顔)

にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒

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にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒 500ml 松尾酒造 619円

猫ちゃんのいた亀戸の酒屋「常楽商店」、閉店日に買った最後のお酒、それが
中国酒のようなラベルが目を引く土佐のにごり酒「松翁」であった。

前から気になていたこのお酒、「最終日だから」という女将のお言葉に甘え、半額の300円で購入。
ありがとう、ありがとう。

ひときわ目立つ「室戸海洋深層水」のシール、日本酒ではめずらしい。(酒として旨いのかコレ?)
では、家でキンキンに冷やしたところで、いただいてみよう。

とろりとした白濁の液体をごくり。
ふぅー甘い!
そして酒粕の香りがふわりと広がり、後からアルコールの辛味がピリリと追い打ち。
度数が18~19と日本酒の中ではなかなかのもの。
甘い酒は苦手なのだけど、これはなんか癖になる魅力があるな。
どんどん飲んでしまいそうだよこれ。

はっ!と東京ではなかなか手に入らないということを思い出し、泣く泣く冷蔵庫にしまう。

にごり酒ではありがちの糖類添加酒ではあるが、飲みやすく非常に良いものだ。
常楽商店無き今、次会う時は土佐旅行なってしまうのか?
うーん無念だ。

にわか日本酒レビュー 84 栄冠 白真弓

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にわか日本酒レビュー 84 栄冠 白真弓 720ml 蒲酒造場 864円

岐阜の酒量販店で購入した一品。マイナーなド田舎酒をと、手頃な値段のものをチョイス。
蒲酒造場は飛騨の酒蔵で、「やんちゃ酒」と「白真弓」の2つの銘柄を押している。
http://www.yancha.com/
創業は1704年、なかなかの老舗だ。「やんちゃ酒」という銘柄をつけちゃう時点からハードコアな味を期待できそうだ蒲酒造場。

ではこちらはちょっと女性的な名前の銘柄「白真弓」をレビューしてみよう。

ラベルに「春夏秋冬燗が冴える」というキャッチフレーズ。
はい、ここで大吟醸好きはふるいにかけられました!
燗をあえて押す潔さ。これは強烈なクセが期待できます。

ではまず勧めを無視して常温でいただきましょう~

「くっせーーーーーーっ!」
漫☆画太郎先生のマンガ表現を再現できるなかなかのクセの強さ!
はい、大好物です!

辛口と程よい濃厚さの中に紹興酒のような香り。まさに山の田舎酒、これは燗でいただくのが確かに正しい。

燗にすると甘みが押し出され、味の奥深さをを楽しめる。
松浦漬(佐賀のクジラの軟骨酒粕漬け)と相性がいい。
創業時から変わらない味を追求する姿勢に乾杯だ!

現在では不人気の昔気質の田舎酒、洗練された味とは違う野性味の帯びた酒も注目してもらいたいものだ。

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div style=”border:1px solid;margin:0px;padding:6px 0px;width:320px;text-align:center;float:left”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/13192d3f.98718852.13192d40.2f62387d/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fjz-kb016%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fi%2f10001215%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fsangawa-ya%2fphoto%2fJZ%2fKB%2fJZ-KB016.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fsangawa-ya%2fphoto%2fJZ%2fKB%2fJZ-KB016.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”【飛騨】純米酒 白真弓飛騨乃純米仕込 720ml” border=”0″ style=”margin:0px;padding:0px”></a><p style=”font-size:12px;line-height:1.4em;text-align:left;margin:0px;padding:2px 6px”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/13192d3f.98718852.13192d40.2f62387d/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fjz-kb016%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fi%2f10001215%2f” target=”_blank”>【飛騨】純米酒 白真弓飛騨乃純米仕込 720ml</a><br><span style=””>価格:1,296円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

にわか日本酒レビュー 82 キンシ正宗 銀閣 そしてさらば猫のいる酒屋「常楽商店」

亀戸で一人カラオケの帰り、お気に入りのパック酒「夢の寒梅」を買おうと猫ちゃんが住む酒屋「常楽商店」へと向かう。

遠目に店前で片付けをしているご主人、あれなんか様子がおかしい?
いそいで店先に行くと品物が殆ど無く「一身上の都合により31日に閉店いたします」の文字が!

もう夢の寒梅が買えない!?そして沢山いる猫ちゃんたちにも会えなくなる・・・
ショックのあまり目の前が真っ暗に。

殆ど無い棚に「キンシ正宗 銀閣」の一升瓶があったので、それを抱え優しい笑顔のおばあさん女将のいるレジへ。
「もうね、体がつらいのよ~ごめんね・・・」
後ろで眠る片目の白黒ちゃん。
「猫8匹と静かに暮らしますよ」
8匹もいたんかい!
みんな毛並みが綺麗でツヤツヤかわいい。愛されてるんだなあと実感。
「お体に気を付けてください」
と挨拶し帰宅。

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にわか日本酒レビュー 82 キンシ正宗 銀閣 1800ml 1480円(閉店価格1000円) キンシ正宗株式会社

京都伏見の老舗酒蔵。
以前紹介した亀戸のPB銘柄「門前町亀井戸」
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1486
の製造元だったので、一度買おうと思っていた銘柄だ。

まさかこんな悲しい出会いになるとは思わなかったキンシ正宗。
味の方は・・・

定番普通酒の銀閣、京都らしい淡麗芳醇さに少しひね香あり。
(最近やっと”ひね香”とは紹興酒ぽい味のことだと知る)
濃い味なので常温だと少々きつい。
裏の飲み方をみるとなるほどぬる燗が一番ということなので、さっそく温めてみる。

おおう、甘さが引き立ちなかなかうまい。基本淡麗なのでピリリとした辛味が舌を踊る。
涼しくなってきた8月終わりにちょうどよい。
常楽商店を思いながらちびりちびりやっていこう。

—————————

「なんで私を誘ってくれなかったのよ!」
猫目当てで酒屋に行ってた嫁の怒号が飛ぶ。
休日出勤だったからしかたないじゃないか!と言えるまでもなく翌日最終日にもう一度お店に訪れることに。

瓶コーラと烏龍茶、唯一残っていた高知の濁り酒「松翁 にごり蔵酒」を購入。
冷蔵庫の上に寝ていたミケちゃんを思う存分愛でて帰宅したのであった・・・。
(ミケちゃんが以前飼っていた猫みーたんにそっくりなのはご愛嬌)

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「夢の寒梅」、もうネットで買うしかないなぁ・・・トホホ。

にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒

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にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒 720ml 1,290円 柏露酒造
我が酒レビューの常連となっています柏露酒造のにごり酒。
http://www.hakuroshuzo.co.jp/index.html

新潟らしい淡麗辛口の中にストイックな男気を感じるところが気にいっております柏露。
東京のコンビニでも手に入る気軽さもイイネ!

さて、酒量販店「やまや」にてにごり酒特集があり、そこで手に入れた一品。
にごり酒のたぐいは、糖類、酸味料をいれたクソ甘いインチキ酒が多いのでございますが、この柏露さん、私が見初めただけあり余計なものが一切入っておりませぬ。

では夏らしく冷蔵庫で冷え冷えにしたモノをいってみよう。

うむ!これはいい!
大抵のインチキにごり酒は人工的な甘さで悪酔い必須なのだが、さすが柏露、一切の甘みがなくスッキリしておる!
淡麗つぶつぶ入り日本酒だ。
酒粕味もソリッド、控えめ気味なフルーティーな香りがどんな料理にも合いそうでちょうどいい。

まさに北の漢のにごり酒!

岐阜県「三輪酒造」の「白川郷」、長野県「遠藤酒造」の「どむろく」 と個性的なにごり酒を飲んできたが、柏露もまた違う顔を見せてくれてとてもうれしい。

これだから日本酒は楽しいね!

にわか日本酒レビュー 80 田中酒造蔵開き 君萬代

茨城県取手市、創業350年田中酒造さんの蔵開きに行ってきたぞ!
http://www.kimibandai.sake-ten.jp/

取手市は芸大のキャンバスがあり、小さい都市ながらも地元と若者の文化が融合した不思議な街。

で我が一族の3男、けんちゃん(芸大OB)が取手とアートを結ぶプロジェクトを色々やっているのだ。

今回の蔵開き、そのけんちゃんが司会をしているので、日本酒半分、冷やかし半分で出向いた次第。

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入り口には酒樽を使った芸大生によるオブジェがお出迎え。洒落てるなぁ。

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酒蔵の庭ではすでに地元民で賑わい、けんちゃんが銘酒「君萬代」のハッピを羽織りユルユル司会を進行中。
アットホームな雰囲気が癒やされるな。

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子どもたちの水風船投げのイベントでハラハラ、焼き枝豆、肉巻きちまきをつまみに「君萬代 本醸造酒 生酒」をいただく。

生酒ならではのフルーティーさ、そして個性を放つ独特な香りが鼻を抜ける。
いい面構えのお酒だ。記憶に残る面白さでどんどん飲んでしまう。

おちょこ一杯で販売している、樽酒と大吟醸、「君ホワイト・改」というどぶろくもいただく。

大吟醸は洗練された香りと旨み、安定のおいしさ。
「君ホワイト・改」はロックで。さっぱりとした夏向きのお酒だ。
そして樽酒、これが最高の出来だった!
キリリとした旨みの中にキレイに香る杉樽の風味。これはヤバイ!際限なく飲んじゃいそうだ!
今まで飲んだ樽酒の中でNo1かもしれない。
非売品なのが悔やまれる。

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手打ちそば、かき氷に舌鼓をし、けんちゃんの嫁さんみきさんの腐女子トーク(我が夫妻が腐女子認定される)、利根川の灯篭流し、サプライズ打ち上げ花火と夏を満喫。

君萬代の純米酒を買って東京に帰ったのであった。
今思えば、まるで夢の様な場所だった。
春の蔵開きでは、また違った貴重な酒が飲めるらしい。
また夢を見に行かないと、取手に。

にわか日本酒レビュー 岐阜地酒三種 三千盛 美濃菊 大垣城

にわか日本酒レビュー 岐阜地酒三種 三千盛 美濃菊 大垣城
お盆は大雨降りしきる岐阜に帰省。
もちろん一番の目的は、両親に会うことよりも地酒を飲むことに決まっておる!
(親不孝者)

大雨でやられたトマトとキュウリ棚を撤去を手伝い、ヘロヘロで飲む地酒、最高である。
では早速レビューいってみよう!

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■夏期限定 三千盛 れいじょう 720ml 1524円 三千盛㈱

三千盛(みちさかり)は岐阜多治見で辛口酒を醸す老舗酒蔵である。
http://www.michisakari.com/

この純米吟醸酒「れいじょう」は父のオススメ、さて飲んで見よう。

おお、爽やかフルーティーな吟醸香、そして甘さを抑えた辛口。
だがしっかりと重さもあるのが岐阜らしい。
万人受けしそうな味わい、酒好き達へのおみやげ決定だな。

酒造好適米「美山錦」というのがまた通ぽい。
岐阜の米ではないのが残念。
岐阜の酒屋曰く「岐阜米だともっと値が張りますよ」ってことらしい。
なるほどな。

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■美濃菊 豊醸 300ml 346円 玉泉堂酒造

兵庫県産「山田錦」を使った養老郡の老舗蔵、玉泉堂酒造の普通酒。
http://minogiku.co.jp/

クセのない味わいの中に濃さが存在する、この濃さが岐阜らしい。
どんな料理でも合いそうな優秀な酒という印象。
テーブルワインならぬ、ちゃぶ台日本酒としてぜひ候補に入れてほしい酒だ。

玉泉堂酒造には、高級酒「醴泉」という有名な銘柄がある。
さぞかしうまいんだろうな~と貧乏人は妄想するのであった。

美濃菊 豊醸 1800ml<玉泉堂酒造(株)>

美濃菊 豊醸 1800ml<玉泉堂酒造(株)>
価格:1,728円(税込、送料別)

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■大垣城 本醸造 300ml 346円 武内酒造

上記2点の酒は、酒蔵は岐阜だが米は他県だったりする。
だがこの「大垣城」は本醸造なのにガチ「岐阜米ひだほまれ」を使っている。
そういう意味で地元本来の酒の姿を見せてくれるに違いない!

武内酒造も江戸時代からの老舗蔵、その実力を見せてもらおう!
http://www.takeuchi-shuzo.jp/

ああ~キタわ、内陸酒にある男臭さ!
現代人には飲みづらいクセがほのかに香る。
まさにドグサレ辛口。
やっぱ岐阜はこうでなくちゃね。
父は苦手なようで、自分がほとんど飲む始末。
この手は燗にするとクセが和らぎ旨くなるタイプ、甘辛く煮た牛肉なんかと一緒にやりたい感じだ。

自分のおみやげに「栄冠 白真弓」という飛騨の酒を購入。
この感想は後日ということで。
これもなかなか通好みな味、お楽しみに!

にわか日本酒レビュー78 達磨正宗 平成26年 午年(うま年)限定ブレンド

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にわか日本酒レビュー78 達磨正宗 平成26年 午年(うま年)限定ブレンド 720ml 1,365円 白木恒助商店

 

知る人ぞ知る、日本酒の古酒、「達磨正宗」。岐阜の地酒だ。
http://www.daruma-masamune.co.jp/

 

田舎のスーパーでやたらミドルクラスの品揃いがよいコーナーがあり、そこで発見。
陳列された酒の中で、ゆるキャラっぽい馬や蛇などのイラストラベルに目が惹きジャケ買いしてしまったわ。
仕込んだ年の干支が描かれているようで、自分の年虎を探したが売っていなかった。無念。
ちなみにこの午酒は昭和53年、平成2年、平成14年(午年)の酒をブレンドしている。

 

さて、日本酒の古酒初体験、いかなる味か気になるぞ。それ飲んでみよう。

 

注ぐと、酒がべっ甲色しているのがよく分かる。香りは奈良漬けのようなそんな感じ。
飲んでみると・・・

 

おおっ!?この芳しさはまさしく中国の老酒!?
以前「達磨正宗」を飲んだことのある日本酒好き上司が
「俺には合わなかった・・・」
と言ったのがよく分かる。
だって日本酒の面影無しじゃないかい!

 

私は紹興酒大好きなもんで、これはこれでなかなかイケる。
ブレンドではあれ上等な「老酒」、風味と甘味がちょうどええ。

 

中華料理と一緒にとラベル裏にも書かれており、納得。
中国酒が好きな人は一度は飲んでほしい酒である!

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e69.c86d398b.12fe6e6a.37c992c6/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fn200_1982%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fi%2f10000622%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsaketakakura%2fcabinet%2fitem2%2fn200_1982_img01.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsaketakakura%2fcabinet%2fitem2%2fn200_1982_img01.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”琥珀色の歳月(とき)を切り取る。[白木恒助商店]達磨正宗 ヴィンテージ古酒1982年(昭和57年…” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e69.c86d398b.12fe6e6a.37c992c6/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fn200_1982%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fi%2f10000622%2f” target=”_blank”>琥珀色の歳月(とき)を切り取る。[白木恒助商店]達磨正宗 ヴィンテージ古酒1982年(昭和57年…</a><br><span style=””>価格:9,720円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー77 純米酒 米だけの酒 会津ほまれ

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にわか日本酒レビュー77 純米酒 米だけの酒 会津ほまれ 2リットル 900円くらい ほまれ酒造株式会社

 

福島のものを食べて応援!なーんてことは言いたくないんですが、ついつい買ってしまった福島の激安地酒。購入場所は下町亀戸の業務用スーパー。

 

某掲示板では値段の割にうまいと評判なのだ、パック酒サバイバーとしては、見過ごすわけには行かない。

 

ではさっそく常温で。

 

ん?薄い。飲みやすいが個性がなく水っぽいなぁ。
月桂冠の「月」に似ている当り障りのない安酒。
単体で飲むには弱すぎる・・・。

 

冷やしたり、燗にしても特に味の変化もなく、残念な感じ。

 

残ってもったいないなぁ・・・
そこで私はひらめいた!

 

「味の濃い酒と混ぜてみよう!」

 

味のくどい菊正宗「樽酒」や、激安山廃「夢の寒梅」を会津ほまれでハーフ割り。
おお、意外とイケるぞこれ!
まろやかのみやすいわ~。

 

そんなこんなで2リットル完飲。

 

まあ、リピートはなしだ。ごめんよ福島県!(栄川は買います)

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e12.f524e3d9.12fe6e13.e10f9aab/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fjan-4902615000986%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fi%2f10002761%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakeishikawa%2fcabinet%2fgoq002%2f6161_1.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakeishikawa%2fcabinet%2fgoq002%2f6161_1.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”ほまれ酒蔵 会津ほまれ からくち 米だけの酒 さけパック [2000ml][日本酒][福島県]ほまれ…” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e12.f524e3d9.12fe6e13.e10f9aab/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fjan-4902615000986%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fi%2f10002761%2f” target=”_blank”>ほまれ酒蔵 会津ほまれ からくち 米だけの酒 さけパック [2000ml][日本酒][福島県]ほまれ…</a><br><span style=””>価格:1,152円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー76 菊正宗 樽酒

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にわか日本酒レビュー76 菊正宗 樽酒 720ml 900円くらい 菊正宗酒造

 

生もとの酒を吉野杉の樽で寝かした、香り高酒である。
飛び道具的な立ち位置ながら、全国のスーパー、コンビニに陳列されている。

 

で昔、実家で飲んで感動した、春鶯囀の「縄文杉樽酒」が脳裏に浮かぶ。
こいつは会員以外は購入できない伝説の超うまい酒だ。
菊正宗の安酒がこいつに迫れるかどうかきになるところ。
おんなじ味だったらこれでいいじゃん!

 
封を開けるとぶわっと広がる杉の香り。いいかんじだ。よし、味のほうはどうかな?

 

むん、灘の酒らしいもったり甘口だな。これが過ぎの香りと相まってクドさとなっているわ。沢山飲むと、胃がもたれそうじゃわい。
さらりと飲みやすい「縄文杉樽酒」とは雲泥の差だった。

 

香りを楽しむ感じでちょびっとづつ飲むのが正解かもしれぬ。
いつもと気分をガラリと変えたい!そういう時に気軽に飲むのがいいかも、安いしね。

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12b8425e.d96e0452.12b8425f.e247043a/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2f217003%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2fi%2f10000997%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fauc-sakuemon%2fcabinet%2fsake%2fimg66138919.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fauc-sakuemon%2fcabinet%2fsake%2fimg66138919.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”吉野杉香がさわやかな生もと本醸造酒。上撰菊正宗樽酒 生もと本醸造 1800ml” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12b8425e.d96e0452.12b8425f.e247043a/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2f217003%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2fi%2f10000997%2f” target=”_blank”>吉野杉香がさわやかな生もと本醸造酒。上撰菊正宗樽酒 生もと本醸造 1800ml</a><br><span style=””>価格:1,803円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー75 湘南大磯地酒 国府郷 本醸造

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にわか日本酒レビュー75 湘南大磯地酒 国府郷 本醸造 720ml (有)金井酒造店

神奈川県の地酒。父親のグループ展打ち上げで飲んだ一品である。
大磯の老舗酒屋「吉川酒店」のPB(プライベートブランド)酒らしい。

製造元は、神奈川では一番のメジャー銘柄「白笹つづみ」 の金井酒造。
モーツアルトを麹に聴かせる「音楽醸造蔵」として、知る人ぞ知る存在のようだ。
http://www.shirasasa.com/index.html

神奈川ってのは全くと言っていいほどノーマーク、しかも湘南なんて書いてあるもんだから、「聞いたこと無い、うまいのかこれ・・・」と一同飲む前から首を傾げる始末。
では封を開けてみよう。

「Oh! Old School!」
思わず叫びそうな昭和おやじの匂いが鼻腔をつく。
飲んでみるとこれがまた、クセのある辛口。藁葺き屋根の下、囲炉裏を囲んで屈強な漁師が汗をかきながら飲み交わすイメージだ!
すっきり淡麗ブームをまさに逆行、うまい!といったのは自分と取手の酒蔵でお手伝いをしている3男のみ。

「これは通好みの味だねぇ」と3男がつぶやく。

おい、モーツアルトはどこ行った!?
目の前にいるのは北島三郎だぞ!演歌だぞ!

大磯に行かないと買うことができない珍しいお酒、こりゃ地元のつまみでいってみたい。
ほんとわたしゃ、クサイ酒好きなんだなーとしみじみいたしましたとさ。

金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml

金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml
価格:3,564円(税込、送料別)

 

にわか日本酒レビュー73 澤乃井 特別純米酒

IMG_20140531_204649にわか日本酒レビュー73 澤乃井 特別純米酒 720ml 1295円 小澤酒造株式会社

渋谷の「やまや」で期限切れ近くが安売りしていたので購入という、貧乏根性丸出し買いの私。
貧乏なのは金持ちや政府が悪いというか輩がおりますが、100%自分の無能さが悪い。これ真実。

まあそんなしみったれた話はおいておいて、レビュー常連の澤乃井さんです。
澤乃井のアル添系は今まで飲んでかなりの高評価だったのは、4~5人位の我がレビューFANにはご周知のとおりである。

ま、ぶっちゃけうまい。
澤乃井らしい都会的(澤乃井を語るときの常套句)な洗練されたクリアな旨み。
これに尽きる。

正直、日本酒好きの中では悪食の部類に入る癖のある酒が好きなんだけど、スリム系の澤乃井は評価したくなってしまう。

東京在住歴が長い私が、東京の地酒を愛さない訳がなし!東京人のおまえらも澤乃井を愛せよ!(飲め!バカヤロー!)

この特別純米、ギフト用の「感謝」というラベル違いの酒がある。

この酒を上司ローズ氏の接待テニスの手土産に持っていった。
ローズ氏は甘くて濃厚な高級酒好きという、辛くて臭い中級酒好きの私とは好みが違うのだが、この澤乃井だけは共通して「うまい!」ということで一致しているのだ。

そして飲兵衛上司夫妻(奥さんがかなりの酒豪、前回レビュー参照http://www.taiga.sobajima.info/archives/3218)、私が潰れて休んでいる30分ほどで一本開けました。

おーこわ。

おみやげ冥利に尽きる次第でありましたとさ。

澤乃井 特別純米酒 720ml

澤乃井 特別純米酒 720ml
価格:1,296円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

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にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

2014年現在、日本酒は山口県が熱い。若手が取り仕切る「獺祭」が全国で名を挙げるなか、県内の他の地酒も、世代交代した若者たちが地酒を盛り上げているようだ。

熱中症で大勢が倒れた7月29日、山口県出身の上司が企画した接待地獄テニス(笑)のあと、上司宅で新妻様の美味しいお食事、ジャッキー・チェン、ブルース・リー、日本酒をいただく。
ちなみに上司夫妻は、とんでもない飲兵衛であり、底なしである。
では、さっそくレビューをいってみよう!

■東洋美人 純米吟醸
http://www.tutitatu.com/sake/toyo-bijin.html
これは自分が買った2本のおみやげ日本酒の一つ。もう一本は、東京を代表する酒「澤乃井」の特別純米酒である。
以前から上司の好きな酒の一つがが「東洋美人」と聞いていた。
が、味の好みが全く自分と逆の甘口好き上司から「たぶんそばちー(俺のこと)が嫌いな味」と言われ、むしろ興味がわき購入してみたものだ。
今回はワールドカップ仕様の瓶と洒落ているねぇ。
他の酒蔵もこのコラボに参加していたようで、八海山などのメジャーどころも名を連ねていた。

味の方は・・・・。西の酒らしいたっぷりとした旨みのあまくち酒。雑味は少なく上等さが伺える。ある意味日本酒単体として完成されているのかもしれないといえる濃厚さだ。
が、それゆえにしっかりとした飯と一緒にいただくと、酒が強すぎてくどい。
上司が言っていたとおりに自分が苦手のタイプ。
いい酒なのはわかるんだけけど、臭い辛口好きの自分はダメだった。
この後、熱中症ぽさも相まって具合がどんどん悪くなっていく。(無茶しすぎ)

■五橋 純米酒
http://www.gokyo-sake.co.jp/
上司が用意してくれていた山口のもう一つの地酒「五橋」。
「これは俺苦手なんだよね・・・」という上司。ああ、たぶん俺が好きな酒だと、ニューアイプ並みの超感覚が働く。
体調が悪くなりながらも、1杯いただく。(夏の暑さが憎い!)
こっこれは!?
同じ山口県なのにここまで性格が違うとは!
これはまさに淡麗辛口、甘さのないハードボイルドな味わい。
サラリとした水の上に心地よい苦味と旨味がのってくる、食事を活かす日本酒だ。
(奥様もこの意見に同意していただいた)
くっそー!東洋美人の前に飲みたかったな・・・。
頭痛がひどくなり飲めなくなり、情けないことにこの後ロキソニンをいただき小休止する体たらく。面目ない。
「五橋」、名前覚えた、いずれ個人的に購入しよう。

一緒に来た後輩ブルマ氏が奥様とJホラーで盛り上がってるさなか、別室で撃沈した私・・・。

30分後復活した私が見た光景は、上司夫妻がおみやげの澤乃井特別純米酒を空にし、サワーのおかわりをしている最中であった。

この時金玉が縮み上がったのは言うまでもない。
ウワバミ怖い!
俺は酒飲みじゃない、酒好き止まりだと確信した瞬間であった・・・。
ごちそうさまでした。

PS:山口県民からすると「獺祭」はやり過ぎで地元から結構疎まれているらしい。地元愛も大切よ。

にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸

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にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸 720ml 1200円くらい? 浜松酒造

お酒に疎い嫁が早盆で浜松へ帰る日が決まる。
その瞬間から「おみやげは出世城がいいなぁ~」と毎晩のようにつぶやき洗脳開始。
その成果があってようで、出発当日「買ってくるよ!」と心よくご実家へと向かった嫁であった。

しかしこの浜松の銘柄「出世城」に辿り着くまでに幾度の困難が待ち構えていた。
浜松の地酒二大勢力といえば「花の舞酒造」と出世城の「浜松酒造」。
が、若者向けの新酒や各PRに力を入れる花の舞酒造は、今や関東ではどこにでも目にすることができる一大ブランドへとひた走り、昔気質の浜松酒造が時代に取り残されてる感は否めない。
そのためか、浜松内でも花の舞はあっても出世城がない!という異常事態が起こっておるのだ!

浜松市内にもかかわらず、駅前の売店、関東でも有名な某高級スーパーに置いていない出世城。困り果てた嫁は、ローカルスーパー「遠鉄ストア」でやっとそれらしきモノにたどり着く。

がしかし、尋ねた店員が持ってきた酒のラベルには「出世城」と書かれておらず、「天神蔵」の札がかかっているのみであった。

以前間違えて花の舞の米焼酎を買ってしまった嫁「コレは本当に出世城なんですか?」と質問す。

「蔵から直送なのでモノはおんなじですよ」

意味がわからず混乱するが、言われるがままに購入したしだい。

「でかした!」
帰宅後わけも分からず褒められる嫁。
直送なんて最高じゃないか!

味は出世城の普通酒が持つ力強さをそのままに、純米酒らしい米の風味が鼻を突き抜けるパンチの効いた辛口酒。
この荒々しい感じは万人受けはしないかもしれないが、自分の中では最高の酒だ!

以前の本醸造レビューで、我がスタンダードと呼ばれただけはある。

にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造 720ml 816円 浜松酒造㈱
http://www.taiga.sobajima.info/archives/3068

全く酒の飲めない嫁に感謝し、今日もちょびりちょびりと、昆べーつまみに味をかみしめている私であった。

にわか日本酒レビュー70 大関 上撰 黒パック(マルエツ限定)

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にわか日本酒レビュー70 大関 上撰 黒パック(マルエツ限定) 1200円ほど 2リットル

清澄近辺のマルエツにて購入。この黒パック、スーパーのマルエツ限定商品らしい。
大関の上撰は金冠が有名だが、飲んだこと無い。値段的にも変わらないのでほぼ同じものなのかもしれない。

大関といえばワンカップ、どん底の町錦糸町では昔、いたるところでワンカップの独特な臭気が立ち込めていたため、貧乏人の酒のイメージが離れない。
だがしかしおとなになってみると大関、意外といい値段がするのよね。
貧乏人の私へのご褒美的存在なのかねぇ~

話はそれたが、味のほうを。
大関らしい、甘さと苦さと雑味がどどんと押し寄せてくる。
お酒覚えたての大学生が「日本酒まずいじゃん」と言わせトラウマを植え付ける教科書的な味だ。

燗にするとさらに甘みがます。あ、この味は!初めての飲み会で羽目をはずし、日本酒飲み過ぎてゲロ吐いたやつだ!

あれから20年。今向き合うとコレはコレでアリと思えちゃう。
良くも悪くも古いタイプの日本酒らしい正当さ。

残念なのは、意外と値段が高いことと、甘さが強すぎるところ。
同じ価格帯だと、辛口の白鹿純米パック、選んじゃうねぇ。

最近は口を開ければ「新潟!新潟!」と皆さんおっしゃいますが、たまには原点に戻って、青春の苦い思い出とともに大手の酒を楽しんでも良いかと思いますわん。