投稿者: taiga
あけましておめでとうございます。
おつまみ三銃士
「おさけはみんなのために
みんなはおさけのために」
1月4日からの個展が近づいてきました。
新作メインで、8点くらい展示する予定です。
お酒に関するイラスト多めに描きましたよ。
1ヶ月ほどやっていますので、平日の新橋の夜に、ふらりお立ち寄りください。
2017年1月4日(水) ~ 1月27日(金)
営業時間 5:30pm~11:30pm (土・日・祝休み)
バル・ビェン
〒105-0044 東京都港区新橋
1-10-4
TEL 03(3573)4100
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チャーミーオメルとカー○ルおじさん
瀬本 容子 展 うしお画廊
人体芸術 中国のヌード事情。
深夜のエロ話。
最近中華系あは~んサイトを飛び回る毎日。
中国はポルノ規制が厳しいといいます。
そのせいで、自国でポルノを制作することができないため、日本のお色気女優、蒼井そらが一躍スターになったのはみなさまの知るところ。
だがしかし!その裏で発達していったポルノ表現があったりします。
それがヌード写真。
公にヌードというと捕まってしまうので「人体芸術」と呼び、アートと位置づけています。(建前上~)
芸術の体をなさなければならない制約のためか、グラビア、ヌードは美しく、趣きのある作品が日本以上にあるわけです。
(個人的な感想です♪)
最近気になった作家を二人紹介。
有名なアングラヌード写真家WANIMAL。
モノクロやビビットの色調が非常に都会的でかっこいい!
http://wanimal1983.org/
素人渔夫。生活感と温かみがあっていいですね。
http://ada86t.lofter.com/
他にもいるのですが、ここでは教えられないヤツなんで、知りたい人は飲みの席でこっそり教えます(ダメな大人)
少し古いですが、中国のヌード事情を開設したブログ記事。
http://blogs.yahoo.co.jp/jiitanio/5542640.html
ヌードモデルの相場が、一般労働者の月の給料を一日で稼げちゃうくらいだそうで、羨ましいですな・・・。
アートを隠れ蓑にした道徳の崩壊とかなんとか言われていますが、エロと酒は、どの時代でもうまく逃れようとするのが人の性でございます。
ともあれ、最近の中華ヌードのセンスは、日本を超えてきていると、私は思う次第なのであります。
あなたのためのカレンダー展 うしお画廊
にわか日本酒レビュー 88 松竹梅 天 辛口純米
ダリ展 国立新美術館
国立新美術館、ダリ展。
ダリ個人での展示は10年ぶり、シュールリアリズムの巨匠を拝むのは今しかない!
ということで行ってきました。
で、いきなりですが私、ダリの絵はそんなに好きではなかったりします。
なんで好きじゃないのか?思い違いじゃないか?を確認すべく展示にGOなのです~
平日午後4時頃に到着、入館。
さすがにそこそこ混んでます。
数々の作品を巡回し、そして大作の部屋をぐるりと鑑賞したときにわかりました。
「やっぱりあんまり好きじゃない・・・」
好みの問題なのでファンには申し訳ないですが理由を。
ダリは上手すぎる!
故に、僕が好む感覚的、直感的な表現とは違う気する・・・。
描写に対して、すごく真面目なんですよねダリ。
描画方法にぶっ壊れ感がないというか。
この間見た、直感爺さんアレシンスキーとはまさに対極!
ダリは天才というより天才を装った秀才ではないかな?と思いネットで調べると、同じように思う人がちらほら。
あと、構図がとっちらかってるのも好きじゃなかったり・・・。
これは予想なんですが、脳内で浮かんだビジョンをそのまま超描写力で写生しちゃってるのかなと。
脳内具象画家ダリ!
と、思いながら見ていると、「おや?」と思う展示に。
ドン・キホーテと不思議な国のアリスの挿絵。
大作と比べると、筆運び、インクの飛び散り、書道のような大胆さ、水彩画のまざりあう淡さ、そして肩の力が抜けた感・・・。
これ、すごくいい!
(以下で不思議な国のアリスの絵がみれます~)
https://matome.naver.jp/odai/2136015389773201901
そして、その後に、フォトリトグラフの技法で描かれた「ガラの晩餐」シリーズ。
写真のコラージュで、気味の悪い謎料理がずらり。
一流シェフも協力した料理本らしい。
これは面白い!
たぶん遊び半分で作ったシリーズなのか、見ていて楽しい。
(以下で内容がみれます~)
https://matome.naver.jp/odai/2142189034952426501
大作尻目に、ここを何回も見てしまった私。
脳内でディスったので、申し訳無い気持ちもありで物販にて、人力ガチャガチャの(?)ダリピンバッチを2つ購入。
おお!一つはあの有名な溶けてる時計!
嬉しくなって写真を取りポケットに入れ美術館を後にする。
・
・
・
乗り換えで某駅で降りてポケットを弄る。
あれ!?カプセルが一個しか無い・・・。
ダリ「ゆるしまへんで~~~!」
どうやらダリさんの怒りを買ったらしい、溶ける時計を無くすというオチが!
人のことを悪く言うものじゃないですね・・・と反省した一日でした。
2017年1月4日(水) ~ 1月27日(金) 酔いどれサイオキャット TAIGA SOBAJIMA イラスト展
さらばカストロ 似顔絵イラスト
ピエール・アレシンスキー展 渋谷Bunkamura
ピエール・アレシンスキー展、自動車免許試験の徹夜明けの頭でハイテンションで向かった11月29日。
ピエール・アレシンスキーはベルギーを代表する抽象画家。
前衛絵画グループ、コブラで活躍した作家です。
画風は愉快痛快フリーダム。
おもわず顔がほころぶ面白さ。
自分がまだまだ表現に対して不自由であることを痛感。
80歳を有に超えたアレシンスキー爺さんはまだまだ現役!
巨大円形パネルに描かれた今年の作品があったりと、情熱は今なお収まることを知らない!
自由の方法論について勉強になりました、ありがとうアレシンスキー爺さん!
抽象絵画に興味がある人、自由を手に入れたいけど方法がわからない人は行ってみてほしいですね!
渋谷Bunkamura 8日まで!
久下 奈利子展 うしお画廊
TADASUKE展『雨の招待状』 銀座K’s Gallery
![dsc_0133](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0133-2-1024x576.jpg)
![dsc_0130](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0130-1-1024x576.jpg)
石井 郁巳個展 銀座K’s Gallery
![dsc_0128](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0128-1-e1480785318662-576x1024.jpg)
![dsc_0127](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0127-1024x576.jpg)
![dsc_0126](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/12/DSC_0126-1024x576.jpg)
石井 郁巳さんのtwitterです。作品の情報などチェックできます~
https://twitter.com/news_mumi
ポール・デルヴォー版画展 芳澤ガーデンギャラリー
千葉県市川市にある芳澤ガーデンギャラリーにて開かれている、詩的画家ポール・デルヴォーの版画展に行ってきました!
静かな住宅街を越え小高い丘の上にあるこじんまりとした公営ギャラリー。
ポール・デルヴォーとの出会いは自宅にあった現代美術百科事典。
複数巻あった中で特にシュールレアリズムが好きで、幼いころよく読んでいました。
「デッサンが奇妙な裸の女性ばかりの絵」
小学生の自分はこんなイメージをもっていました。
見たまんまですね(笑)
もちろんデルヴォーさん、美術学校出なので絵は非常にうまいです。
美しくも奇妙な不安定さから神秘性を引き出している描写といえましょう。
デルヴォーをよくしりたい方は以下のサイトがオススメ
3分でわかるポール・デルヴォー(1) マグリットと双璧をなすベルギーのシュールレアリスト、デルヴォーの生涯と作品
http://blog.livedoor.jp/kokinora/archives/1027419405.html
一人の女性を愛した男の詩的幻想空間。
ロマンチストですね・・・。
ギャラリーを行く道並みが、少年時代を思い出す簡素な住宅街、そこで切ない気持ちになった後に見たデルヴォーの絵画。
当時片思いをしていた少女をなんとなく思い出しました・・・。
芳澤ガーデンギャラリーを後にし、近くにある木内ギャラリーへ。
http://www.tekona.net/kiuchi/
明治時代の政治家木内重四郎氏の住居をギャラリーとして公開しています。
古い両開きの扉を開けると、芳澤ガーデンギャラリー展示ポスター展が開催していました。
過去のポスターがずらり。
あ、版画家の多賀新さん展示してたんだ!
日本画家、村松秀太郎さんエネルギーすごいな・・・
「アンリ・ルソーと素朴な画家たち」展、これ見に行けばよかった・・
近くに千葉商科大学があるのですが、客は私一人。
大正浪漫あふれる素敵な洋館なのにもったいないな・・・
途中で美魔女な案内係の人に木内ギャラリーの説明をしていただきドキドキしました。
一般の方にも貸出しているそうですよ!
半日2500円ほどで安い・・・。
帰り道、商店街を通るとどこのお店もポール・デルヴォー版画展のポスターが。街を上げて宣伝しているのにお客さん少なかったな・・・(平日昼だったから?)
美しい展示だったのでもっと見に来ればいいのに!と思いました。
芳澤ガーデンギャラリー、ポール・デルヴォー版画展は2016年11月27日(日)までです!
休館日:月曜日
http://www.tekona.net/event/detail.php?id=7037
かぜと嫁えらび。
こんぶとかつお。
Witch展 カフェギャラリー幻
![dsc_0025](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/11/DSC_0025-1024x576.jpg)
![dsc_0033](http://www.taiga.sobajima.info/wp-content/uploads/2016/11/DSC_0033-576x1024.jpg)
傍嶋崇展 ツクリシモノノオト 小杉画廊
「傍嶋崇展」
―ツクリシモノノオトー
我が傍嶋家がお世話になっている小杉画廊にて、4男崇の個展が開催中。
27日にその展示に突撃しました!
最近の若い作家の中で、ここまで大胆に抽象表現をする作家は稀と言わしめる作風・・・。
今までも、筆運びにこだわりを見せてきた崇ですが、新作ではさらに進化。
市松模様のような規則性を塗りに取り入れ、光の角度によって変わる表情の変化がさらに楽しめるようになりました。
一番人気が高かった作品は「いちじく」
みっちりと厚塗された絵の具の力強さと光沢。
法則と変化に飛んだ塗り。
抽象化された、まるで絡み合うようないちじくの実・・・。
見応えあります。
その日、会場はオーナーの渋谷さん夫妻と、傍嶋家でプチパーティー状態でした。
毎回良くしていただきありがとうございます。。。
11月6日(日)まで開催中ですので、武蔵小杉に起こしの際はぜひ!
ヒロ・ヤタベ展 Chaabee、サトウ画材等同時開催
Facebookで友達のHiro Yatabe さんが、自分が住む江東区にて複数の会場で同時展示開催というびっくり企画!
これは出向かないと!と思い、散歩がてらにその中の2箇所を巡ってきました~
実はネット上でしか作品を見ていなかったのでワクワク!
まずは、門前仲町のギャラリー「Chaabee」へ
https://www.facebook.com/1591663487794135/photos/a.1591665921127225.1073741825.1591663487794135/1618849281742222/?type=3
下町の鉄工所を古いものを活かし、現代風にイノベーションしたスペースに、力強いYatabeさんの抽象画がその存在感を発揮していました。
感情をぶつけたような大胆なタッチ、やはり実物の迫力は半端なし!
とくに火山の爆発のように上昇する「PASSION」と名付けられた絵画が、印象に残りました。(自分の今を表しているよう!)
「人によって、気に入った絵画が違って、面白いですね」とギャラリーのフジタさん。
抽象画の醍醐味は観る側の感情にも作用するのです!
ヤタベさんとは都合がつかず、お会いすることができませんでしたが、フジタさんとお話をし時を過ごしました。
最近開店したギャラリー「Chaabee」、内装、調度品と鉄工所のふるさを活かした落ち着いた雰囲気。
今後も積極的に先進的な展示、イベントをなさるそうで、新しい下町の良さを開拓していくことでしょう。
Chaabeeを後にして、清澄白河のサトウ画材へ。
千差万別、唯一無二なミニ額縁を販売する個性派画材屋。
サトウ画材のその額を使ったYatabeさんのミニミニ展示!
油の抽象とは趣きが変わり、表現の広さに感心いたしました。
自分も作風が多種に渡る人なので、今度ゆっくりお話したいな~と。
大雨の中、20キロ近く歩いた過酷な散歩でしたが、心は充実♪
東京下町のアート、これから来ますよ!!
画家ヒロ・ヤタベ HP
http://hiroyatabe.jp/
夢の再現
中村空展 ギャラリー空
教習所の後、本八幡にあるギャラリー空にて、オーナーであり画家でもある中村空さんの個展へお邪魔しました。
3人の変人仲間であるRYU-SEIくんの個展で中村さんと知り合い、ぜひとも作品が見たい!と思っていた次第です。
優しく温かみのあり、そして大胆な絵画、中村さんの人柄が現れている気がします。
私のお気に入りは、赤い空の下の建造物の絵画。
中村さんの校長先生時代、仕事でフランスに行った合間に描いたそうです。
その建物に魅入られた中村さんの気持ちが全面に押し出されていると感じました。
中村さんの絵画仲間と3人で、雑談。
ヌードモデルのお話に。
今回の裸婦画はモデルを雇って描いたそうなんですが、「太めの女性をお願いします」と頼んだそうです。
現在のヌードモデル業界、どうやらダンサーと掛け持ちしている女性が多く登録しているようで、スレンダーな女性がくることが多いとのこと。
身体の美しさに自信があるダンサーがヌードモデルに登録するというのはとても自然なことでしょう。
しかし!画家が求めている描きたい女性というのは、ふくよかな体型の方なのです。
ええ、ルネサンス時代から変わらない・・・。
画家は女性の体の曲線に魅入られているのです。
「痩せている女性は直線が多くて、描きづらいんだよ・・・」
とある画家さんは、自分の絵画教室で毎回呼ぶモデルは三段腹の女性!しかも生徒から大評判だったそう。
女性目線の美と画家目線の美が噛み合っていない状況に興味津々だった私でした。
中村さん本日はありがとうございました!