にわか日本酒レビュー 88 松竹梅 天 辛口純米

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今ハマっている松竹梅 天 辛口純米。
正直これは松竹梅の傑作だと思う。
赤天はダメ酒だがこれは別物。
さらりと飲みやすく程よく甘い。
とくに燗が冴える。
2リットルで千円切るコスパの良さ。
(近所のスーパーにて)

最近発売されたばかりだが、大手の本気を見た。
家で気軽に飲むポン酒としては、上位ランク。
コスパの面でも白鹿純米を越えましたね。
身の丈にあった幸せを噛みしめる、そんなお酒だ。

オススメ!

にわか日本酒レビュー 86 君萬代 純米酒

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にわか日本酒レビュー 86 君萬代 純米酒 750ml 田中酒造 1000円

取手の老舗、弟3男がお世話になっている田中酒造の蔵開きで購入したお酒。
今までいただいた田中酒造のお酒はガツンと男らしい毛むくじゃらな味わいだったので、今回も雄味に期待しよう。
(すごくホモ臭いNE!)

飲む前からなんとなく冷やしたほうが美味しい気がして、冷蔵庫でガンガンに冷やす。
時数時間、十分冷えたぞ、飲み頃だ。
つまみは無しでギュと一杯。

くぅー旨みと辛味と、陸の酒らしい重さがズンと来る!
私の好きな、程よい甘さ加減と油の乗ったブリのような濃厚さ。
酸味は抑え気味なところが憎い。

君萬代、たぶんだが茨城県取手市に行かないと飲めないレアな銘柄かと思われる。
縁あってこの旨い酒が飲めるということに感謝せねばならないね!

弟が関係者でよかったわ、グヘヘヘ(ゲス顔)

にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒

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にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒 500ml 松尾酒造 619円

猫ちゃんのいた亀戸の酒屋「常楽商店」、閉店日に買った最後のお酒、それが
中国酒のようなラベルが目を引く土佐のにごり酒「松翁」であった。

前から気になていたこのお酒、「最終日だから」という女将のお言葉に甘え、半額の300円で購入。
ありがとう、ありがとう。

ひときわ目立つ「室戸海洋深層水」のシール、日本酒ではめずらしい。(酒として旨いのかコレ?)
では、家でキンキンに冷やしたところで、いただいてみよう。

とろりとした白濁の液体をごくり。
ふぅー甘い!
そして酒粕の香りがふわりと広がり、後からアルコールの辛味がピリリと追い打ち。
度数が18~19と日本酒の中ではなかなかのもの。
甘い酒は苦手なのだけど、これはなんか癖になる魅力があるな。
どんどん飲んでしまいそうだよこれ。

はっ!と東京ではなかなか手に入らないということを思い出し、泣く泣く冷蔵庫にしまう。

にごり酒ではありがちの糖類添加酒ではあるが、飲みやすく非常に良いものだ。
常楽商店無き今、次会う時は土佐旅行なってしまうのか?
うーん無念だ。

にわか日本酒レビュー 84 栄冠 白真弓

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にわか日本酒レビュー 84 栄冠 白真弓 720ml 蒲酒造場 864円

岐阜の酒量販店で購入した一品。マイナーなド田舎酒をと、手頃な値段のものをチョイス。
蒲酒造場は飛騨の酒蔵で、「やんちゃ酒」と「白真弓」の2つの銘柄を押している。
http://www.yancha.com/
創業は1704年、なかなかの老舗だ。「やんちゃ酒」という銘柄をつけちゃう時点からハードコアな味を期待できそうだ蒲酒造場。

ではこちらはちょっと女性的な名前の銘柄「白真弓」をレビューしてみよう。

ラベルに「春夏秋冬燗が冴える」というキャッチフレーズ。
はい、ここで大吟醸好きはふるいにかけられました!
燗をあえて押す潔さ。これは強烈なクセが期待できます。

ではまず勧めを無視して常温でいただきましょう~

「くっせーーーーーーっ!」
漫☆画太郎先生のマンガ表現を再現できるなかなかのクセの強さ!
はい、大好物です!

辛口と程よい濃厚さの中に紹興酒のような香り。まさに山の田舎酒、これは燗でいただくのが確かに正しい。

燗にすると甘みが押し出され、味の奥深さをを楽しめる。
松浦漬(佐賀のクジラの軟骨酒粕漬け)と相性がいい。
創業時から変わらない味を追求する姿勢に乾杯だ!

現在では不人気の昔気質の田舎酒、洗練された味とは違う野性味の帯びた酒も注目してもらいたいものだ。

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div style=”border:1px solid;margin:0px;padding:6px 0px;width:320px;text-align:center;float:left”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/13192d3f.98718852.13192d40.2f62387d/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fjz-kb016%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fi%2f10001215%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fsangawa-ya%2fphoto%2fJZ%2fKB%2fJZ-KB016.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fsangawa-ya%2fphoto%2fJZ%2fKB%2fJZ-KB016.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”【飛騨】純米酒 白真弓飛騨乃純米仕込 720ml” border=”0″ style=”margin:0px;padding:0px”></a><p style=”font-size:12px;line-height:1.4em;text-align:left;margin:0px;padding:2px 6px”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/13192d3f.98718852.13192d40.2f62387d/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fjz-kb016%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsangawa-ya%2fi%2f10001215%2f” target=”_blank”>【飛騨】純米酒 白真弓飛騨乃純米仕込 720ml</a><br><span style=””>価格:1,296円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

にわか日本酒レビュー 82 キンシ正宗 銀閣 そしてさらば猫のいる酒屋「常楽商店」

亀戸で一人カラオケの帰り、お気に入りのパック酒「夢の寒梅」を買おうと猫ちゃんが住む酒屋「常楽商店」へと向かう。

遠目に店前で片付けをしているご主人、あれなんか様子がおかしい?
いそいで店先に行くと品物が殆ど無く「一身上の都合により31日に閉店いたします」の文字が!

もう夢の寒梅が買えない!?そして沢山いる猫ちゃんたちにも会えなくなる・・・
ショックのあまり目の前が真っ暗に。

殆ど無い棚に「キンシ正宗 銀閣」の一升瓶があったので、それを抱え優しい笑顔のおばあさん女将のいるレジへ。
「もうね、体がつらいのよ~ごめんね・・・」
後ろで眠る片目の白黒ちゃん。
「猫8匹と静かに暮らしますよ」
8匹もいたんかい!
みんな毛並みが綺麗でツヤツヤかわいい。愛されてるんだなあと実感。
「お体に気を付けてください」
と挨拶し帰宅。

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にわか日本酒レビュー 82 キンシ正宗 銀閣 1800ml 1480円(閉店価格1000円) キンシ正宗株式会社

京都伏見の老舗酒蔵。
以前紹介した亀戸のPB銘柄「門前町亀井戸」
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1486
の製造元だったので、一度買おうと思っていた銘柄だ。

まさかこんな悲しい出会いになるとは思わなかったキンシ正宗。
味の方は・・・

定番普通酒の銀閣、京都らしい淡麗芳醇さに少しひね香あり。
(最近やっと”ひね香”とは紹興酒ぽい味のことだと知る)
濃い味なので常温だと少々きつい。
裏の飲み方をみるとなるほどぬる燗が一番ということなので、さっそく温めてみる。

おおう、甘さが引き立ちなかなかうまい。基本淡麗なのでピリリとした辛味が舌を踊る。
涼しくなってきた8月終わりにちょうどよい。
常楽商店を思いながらちびりちびりやっていこう。

—————————

「なんで私を誘ってくれなかったのよ!」
猫目当てで酒屋に行ってた嫁の怒号が飛ぶ。
休日出勤だったからしかたないじゃないか!と言えるまでもなく翌日最終日にもう一度お店に訪れることに。

瓶コーラと烏龍茶、唯一残っていた高知の濁り酒「松翁 にごり蔵酒」を購入。
冷蔵庫の上に寝ていたミケちゃんを思う存分愛でて帰宅したのであった・・・。
(ミケちゃんが以前飼っていた猫みーたんにそっくりなのはご愛嬌)

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「夢の寒梅」、もうネットで買うしかないなぁ・・・トホホ。

にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒

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にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒 720ml 1,290円 柏露酒造
我が酒レビューの常連となっています柏露酒造のにごり酒。
http://www.hakuroshuzo.co.jp/index.html

新潟らしい淡麗辛口の中にストイックな男気を感じるところが気にいっております柏露。
東京のコンビニでも手に入る気軽さもイイネ!

さて、酒量販店「やまや」にてにごり酒特集があり、そこで手に入れた一品。
にごり酒のたぐいは、糖類、酸味料をいれたクソ甘いインチキ酒が多いのでございますが、この柏露さん、私が見初めただけあり余計なものが一切入っておりませぬ。

では夏らしく冷蔵庫で冷え冷えにしたモノをいってみよう。

うむ!これはいい!
大抵のインチキにごり酒は人工的な甘さで悪酔い必須なのだが、さすが柏露、一切の甘みがなくスッキリしておる!
淡麗つぶつぶ入り日本酒だ。
酒粕味もソリッド、控えめ気味なフルーティーな香りがどんな料理にも合いそうでちょうどいい。

まさに北の漢のにごり酒!

岐阜県「三輪酒造」の「白川郷」、長野県「遠藤酒造」の「どむろく」 と個性的なにごり酒を飲んできたが、柏露もまた違う顔を見せてくれてとてもうれしい。

これだから日本酒は楽しいね!

にわか日本酒レビュー 80 田中酒造蔵開き 君萬代

茨城県取手市、創業350年田中酒造さんの蔵開きに行ってきたぞ!
http://www.kimibandai.sake-ten.jp/

取手市は芸大のキャンバスがあり、小さい都市ながらも地元と若者の文化が融合した不思議な街。

で我が一族の3男、けんちゃん(芸大OB)が取手とアートを結ぶプロジェクトを色々やっているのだ。

今回の蔵開き、そのけんちゃんが司会をしているので、日本酒半分、冷やかし半分で出向いた次第。

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入り口には酒樽を使った芸大生によるオブジェがお出迎え。洒落てるなぁ。

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酒蔵の庭ではすでに地元民で賑わい、けんちゃんが銘酒「君萬代」のハッピを羽織りユルユル司会を進行中。
アットホームな雰囲気が癒やされるな。

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子どもたちの水風船投げのイベントでハラハラ、焼き枝豆、肉巻きちまきをつまみに「君萬代 本醸造酒 生酒」をいただく。

生酒ならではのフルーティーさ、そして個性を放つ独特な香りが鼻を抜ける。
いい面構えのお酒だ。記憶に残る面白さでどんどん飲んでしまう。

おちょこ一杯で販売している、樽酒と大吟醸、「君ホワイト・改」というどぶろくもいただく。

大吟醸は洗練された香りと旨み、安定のおいしさ。
「君ホワイト・改」はロックで。さっぱりとした夏向きのお酒だ。
そして樽酒、これが最高の出来だった!
キリリとした旨みの中にキレイに香る杉樽の風味。これはヤバイ!際限なく飲んじゃいそうだ!
今まで飲んだ樽酒の中でNo1かもしれない。
非売品なのが悔やまれる。

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手打ちそば、かき氷に舌鼓をし、けんちゃんの嫁さんみきさんの腐女子トーク(我が夫妻が腐女子認定される)、利根川の灯篭流し、サプライズ打ち上げ花火と夏を満喫。

君萬代の純米酒を買って東京に帰ったのであった。
今思えば、まるで夢の様な場所だった。
春の蔵開きでは、また違った貴重な酒が飲めるらしい。
また夢を見に行かないと、取手に。

にわか日本酒レビュー 岐阜地酒三種 三千盛 美濃菊 大垣城

にわか日本酒レビュー 岐阜地酒三種 三千盛 美濃菊 大垣城
お盆は大雨降りしきる岐阜に帰省。
もちろん一番の目的は、両親に会うことよりも地酒を飲むことに決まっておる!
(親不孝者)

大雨でやられたトマトとキュウリ棚を撤去を手伝い、ヘロヘロで飲む地酒、最高である。
では早速レビューいってみよう!

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■夏期限定 三千盛 れいじょう 720ml 1524円 三千盛㈱

三千盛(みちさかり)は岐阜多治見で辛口酒を醸す老舗酒蔵である。
http://www.michisakari.com/

この純米吟醸酒「れいじょう」は父のオススメ、さて飲んで見よう。

おお、爽やかフルーティーな吟醸香、そして甘さを抑えた辛口。
だがしっかりと重さもあるのが岐阜らしい。
万人受けしそうな味わい、酒好き達へのおみやげ決定だな。

酒造好適米「美山錦」というのがまた通ぽい。
岐阜の米ではないのが残念。
岐阜の酒屋曰く「岐阜米だともっと値が張りますよ」ってことらしい。
なるほどな。

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■美濃菊 豊醸 300ml 346円 玉泉堂酒造

兵庫県産「山田錦」を使った養老郡の老舗蔵、玉泉堂酒造の普通酒。
http://minogiku.co.jp/

クセのない味わいの中に濃さが存在する、この濃さが岐阜らしい。
どんな料理でも合いそうな優秀な酒という印象。
テーブルワインならぬ、ちゃぶ台日本酒としてぜひ候補に入れてほしい酒だ。

玉泉堂酒造には、高級酒「醴泉」という有名な銘柄がある。
さぞかしうまいんだろうな~と貧乏人は妄想するのであった。

美濃菊 豊醸 1800ml<玉泉堂酒造(株)>

美濃菊 豊醸 1800ml<玉泉堂酒造(株)>
価格:1,728円(税込、送料別)

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■大垣城 本醸造 300ml 346円 武内酒造

上記2点の酒は、酒蔵は岐阜だが米は他県だったりする。
だがこの「大垣城」は本醸造なのにガチ「岐阜米ひだほまれ」を使っている。
そういう意味で地元本来の酒の姿を見せてくれるに違いない!

武内酒造も江戸時代からの老舗蔵、その実力を見せてもらおう!
http://www.takeuchi-shuzo.jp/

ああ~キタわ、内陸酒にある男臭さ!
現代人には飲みづらいクセがほのかに香る。
まさにドグサレ辛口。
やっぱ岐阜はこうでなくちゃね。
父は苦手なようで、自分がほとんど飲む始末。
この手は燗にするとクセが和らぎ旨くなるタイプ、甘辛く煮た牛肉なんかと一緒にやりたい感じだ。

自分のおみやげに「栄冠 白真弓」という飛騨の酒を購入。
この感想は後日ということで。
これもなかなか通好みな味、お楽しみに!

にわか日本酒レビュー78 達磨正宗 平成26年 午年(うま年)限定ブレンド

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にわか日本酒レビュー78 達磨正宗 平成26年 午年(うま年)限定ブレンド 720ml 1,365円 白木恒助商店

 

知る人ぞ知る、日本酒の古酒、「達磨正宗」。岐阜の地酒だ。
http://www.daruma-masamune.co.jp/

 

田舎のスーパーでやたらミドルクラスの品揃いがよいコーナーがあり、そこで発見。
陳列された酒の中で、ゆるキャラっぽい馬や蛇などのイラストラベルに目が惹きジャケ買いしてしまったわ。
仕込んだ年の干支が描かれているようで、自分の年虎を探したが売っていなかった。無念。
ちなみにこの午酒は昭和53年、平成2年、平成14年(午年)の酒をブレンドしている。

 

さて、日本酒の古酒初体験、いかなる味か気になるぞ。それ飲んでみよう。

 

注ぐと、酒がべっ甲色しているのがよく分かる。香りは奈良漬けのようなそんな感じ。
飲んでみると・・・

 

おおっ!?この芳しさはまさしく中国の老酒!?
以前「達磨正宗」を飲んだことのある日本酒好き上司が
「俺には合わなかった・・・」
と言ったのがよく分かる。
だって日本酒の面影無しじゃないかい!

 

私は紹興酒大好きなもんで、これはこれでなかなかイケる。
ブレンドではあれ上等な「老酒」、風味と甘味がちょうどええ。

 

中華料理と一緒にとラベル裏にも書かれており、納得。
中国酒が好きな人は一度は飲んでほしい酒である!

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e69.c86d398b.12fe6e6a.37c992c6/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fn200_1982%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fi%2f10000622%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsaketakakura%2fcabinet%2fitem2%2fn200_1982_img01.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsaketakakura%2fcabinet%2fitem2%2fn200_1982_img01.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”琥珀色の歳月(とき)を切り取る。[白木恒助商店]達磨正宗 ヴィンテージ古酒1982年(昭和57年…” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e69.c86d398b.12fe6e6a.37c992c6/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fn200_1982%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsaketakakura%2fi%2f10000622%2f” target=”_blank”>琥珀色の歳月(とき)を切り取る。[白木恒助商店]達磨正宗 ヴィンテージ古酒1982年(昭和57年…</a><br><span style=””>価格:9,720円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー77 純米酒 米だけの酒 会津ほまれ

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にわか日本酒レビュー77 純米酒 米だけの酒 会津ほまれ 2リットル 900円くらい ほまれ酒造株式会社

 

福島のものを食べて応援!なーんてことは言いたくないんですが、ついつい買ってしまった福島の激安地酒。購入場所は下町亀戸の業務用スーパー。

 

某掲示板では値段の割にうまいと評判なのだ、パック酒サバイバーとしては、見過ごすわけには行かない。

 

ではさっそく常温で。

 

ん?薄い。飲みやすいが個性がなく水っぽいなぁ。
月桂冠の「月」に似ている当り障りのない安酒。
単体で飲むには弱すぎる・・・。

 

冷やしたり、燗にしても特に味の変化もなく、残念な感じ。

 

残ってもったいないなぁ・・・
そこで私はひらめいた!

 

「味の濃い酒と混ぜてみよう!」

 

味のくどい菊正宗「樽酒」や、激安山廃「夢の寒梅」を会津ほまれでハーフ割り。
おお、意外とイケるぞこれ!
まろやかのみやすいわ~。

 

そんなこんなで2リットル完飲。

 

まあ、リピートはなしだ。ごめんよ福島県!(栄川は買います)

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e12.f524e3d9.12fe6e13.e10f9aab/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fjan-4902615000986%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fi%2f10002761%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakeishikawa%2fcabinet%2fgoq002%2f6161_1.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakeishikawa%2fcabinet%2fgoq002%2f6161_1.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”ほまれ酒蔵 会津ほまれ からくち 米だけの酒 さけパック [2000ml][日本酒][福島県]ほまれ…” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12fe6e12.f524e3d9.12fe6e13.e10f9aab/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fjan-4902615000986%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakeishikawa%2fi%2f10002761%2f” target=”_blank”>ほまれ酒蔵 会津ほまれ からくち 米だけの酒 さけパック [2000ml][日本酒][福島県]ほまれ…</a><br><span style=””>価格:1,152円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー76 菊正宗 樽酒

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にわか日本酒レビュー76 菊正宗 樽酒 720ml 900円くらい 菊正宗酒造

 

生もとの酒を吉野杉の樽で寝かした、香り高酒である。
飛び道具的な立ち位置ながら、全国のスーパー、コンビニに陳列されている。

 

で昔、実家で飲んで感動した、春鶯囀の「縄文杉樽酒」が脳裏に浮かぶ。
こいつは会員以外は購入できない伝説の超うまい酒だ。
菊正宗の安酒がこいつに迫れるかどうかきになるところ。
おんなじ味だったらこれでいいじゃん!

 
封を開けるとぶわっと広がる杉の香り。いいかんじだ。よし、味のほうはどうかな?

 

むん、灘の酒らしいもったり甘口だな。これが過ぎの香りと相まってクドさとなっているわ。沢山飲むと、胃がもたれそうじゃわい。
さらりと飲みやすい「縄文杉樽酒」とは雲泥の差だった。

 

香りを楽しむ感じでちょびっとづつ飲むのが正解かもしれぬ。
いつもと気分をガラリと変えたい!そういう時に気軽に飲むのがいいかも、安いしね。

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12b8425e.d96e0452.12b8425f.e247043a/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2f217003%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2fi%2f10000997%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fauc-sakuemon%2fcabinet%2fsake%2fimg66138919.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fauc-sakuemon%2fcabinet%2fsake%2fimg66138919.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”吉野杉香がさわやかな生もと本醸造酒。上撰菊正宗樽酒 生もと本醸造 1800ml” border=”0″></a><p><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/12b8425e.d96e0452.12b8425f.e247043a/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2f217003%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fauc-sakuemon%2fi%2f10000997%2f” target=”_blank”>吉野杉香がさわやかな生もと本醸造酒。上撰菊正宗樽酒 生もと本醸造 1800ml</a><br><span style=””>価格:1,803円(税込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

にわか日本酒レビュー75 湘南大磯地酒 国府郷 本醸造

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にわか日本酒レビュー75 湘南大磯地酒 国府郷 本醸造 720ml (有)金井酒造店

神奈川県の地酒。父親のグループ展打ち上げで飲んだ一品である。
大磯の老舗酒屋「吉川酒店」のPB(プライベートブランド)酒らしい。

製造元は、神奈川では一番のメジャー銘柄「白笹つづみ」 の金井酒造。
モーツアルトを麹に聴かせる「音楽醸造蔵」として、知る人ぞ知る存在のようだ。
http://www.shirasasa.com/index.html

神奈川ってのは全くと言っていいほどノーマーク、しかも湘南なんて書いてあるもんだから、「聞いたこと無い、うまいのかこれ・・・」と一同飲む前から首を傾げる始末。
では封を開けてみよう。

「Oh! Old School!」
思わず叫びそうな昭和おやじの匂いが鼻腔をつく。
飲んでみるとこれがまた、クセのある辛口。藁葺き屋根の下、囲炉裏を囲んで屈強な漁師が汗をかきながら飲み交わすイメージだ!
すっきり淡麗ブームをまさに逆行、うまい!といったのは自分と取手の酒蔵でお手伝いをしている3男のみ。

「これは通好みの味だねぇ」と3男がつぶやく。

おい、モーツアルトはどこ行った!?
目の前にいるのは北島三郎だぞ!演歌だぞ!

大磯に行かないと買うことができない珍しいお酒、こりゃ地元のつまみでいってみたい。
ほんとわたしゃ、クサイ酒好きなんだなーとしみじみいたしましたとさ。

金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml

金井酒造店 白笹つづみ 大吟醸 720ml
価格:3,564円(税込、送料別)

 

にわか日本酒レビュー73 澤乃井 特別純米酒

IMG_20140531_204649にわか日本酒レビュー73 澤乃井 特別純米酒 720ml 1295円 小澤酒造株式会社

渋谷の「やまや」で期限切れ近くが安売りしていたので購入という、貧乏根性丸出し買いの私。
貧乏なのは金持ちや政府が悪いというか輩がおりますが、100%自分の無能さが悪い。これ真実。

まあそんなしみったれた話はおいておいて、レビュー常連の澤乃井さんです。
澤乃井のアル添系は今まで飲んでかなりの高評価だったのは、4~5人位の我がレビューFANにはご周知のとおりである。

ま、ぶっちゃけうまい。
澤乃井らしい都会的(澤乃井を語るときの常套句)な洗練されたクリアな旨み。
これに尽きる。

正直、日本酒好きの中では悪食の部類に入る癖のある酒が好きなんだけど、スリム系の澤乃井は評価したくなってしまう。

東京在住歴が長い私が、東京の地酒を愛さない訳がなし!東京人のおまえらも澤乃井を愛せよ!(飲め!バカヤロー!)

この特別純米、ギフト用の「感謝」というラベル違いの酒がある。

この酒を上司ローズ氏の接待テニスの手土産に持っていった。
ローズ氏は甘くて濃厚な高級酒好きという、辛くて臭い中級酒好きの私とは好みが違うのだが、この澤乃井だけは共通して「うまい!」ということで一致しているのだ。

そして飲兵衛上司夫妻(奥さんがかなりの酒豪、前回レビュー参照http://www.taiga.sobajima.info/archives/3218)、私が潰れて休んでいる30分ほどで一本開けました。

おーこわ。

おみやげ冥利に尽きる次第でありましたとさ。

澤乃井 特別純米酒 720ml

澤乃井 特別純米酒 720ml
価格:1,296円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

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にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

2014年現在、日本酒は山口県が熱い。若手が取り仕切る「獺祭」が全国で名を挙げるなか、県内の他の地酒も、世代交代した若者たちが地酒を盛り上げているようだ。

熱中症で大勢が倒れた7月29日、山口県出身の上司が企画した接待地獄テニス(笑)のあと、上司宅で新妻様の美味しいお食事、ジャッキー・チェン、ブルース・リー、日本酒をいただく。
ちなみに上司夫妻は、とんでもない飲兵衛であり、底なしである。
では、さっそくレビューをいってみよう!

■東洋美人 純米吟醸
http://www.tutitatu.com/sake/toyo-bijin.html
これは自分が買った2本のおみやげ日本酒の一つ。もう一本は、東京を代表する酒「澤乃井」の特別純米酒である。
以前から上司の好きな酒の一つがが「東洋美人」と聞いていた。
が、味の好みが全く自分と逆の甘口好き上司から「たぶんそばちー(俺のこと)が嫌いな味」と言われ、むしろ興味がわき購入してみたものだ。
今回はワールドカップ仕様の瓶と洒落ているねぇ。
他の酒蔵もこのコラボに参加していたようで、八海山などのメジャーどころも名を連ねていた。

味の方は・・・・。西の酒らしいたっぷりとした旨みのあまくち酒。雑味は少なく上等さが伺える。ある意味日本酒単体として完成されているのかもしれないといえる濃厚さだ。
が、それゆえにしっかりとした飯と一緒にいただくと、酒が強すぎてくどい。
上司が言っていたとおりに自分が苦手のタイプ。
いい酒なのはわかるんだけけど、臭い辛口好きの自分はダメだった。
この後、熱中症ぽさも相まって具合がどんどん悪くなっていく。(無茶しすぎ)

■五橋 純米酒
http://www.gokyo-sake.co.jp/
上司が用意してくれていた山口のもう一つの地酒「五橋」。
「これは俺苦手なんだよね・・・」という上司。ああ、たぶん俺が好きな酒だと、ニューアイプ並みの超感覚が働く。
体調が悪くなりながらも、1杯いただく。(夏の暑さが憎い!)
こっこれは!?
同じ山口県なのにここまで性格が違うとは!
これはまさに淡麗辛口、甘さのないハードボイルドな味わい。
サラリとした水の上に心地よい苦味と旨味がのってくる、食事を活かす日本酒だ。
(奥様もこの意見に同意していただいた)
くっそー!東洋美人の前に飲みたかったな・・・。
頭痛がひどくなり飲めなくなり、情けないことにこの後ロキソニンをいただき小休止する体たらく。面目ない。
「五橋」、名前覚えた、いずれ個人的に購入しよう。

一緒に来た後輩ブルマ氏が奥様とJホラーで盛り上がってるさなか、別室で撃沈した私・・・。

30分後復活した私が見た光景は、上司夫妻がおみやげの澤乃井特別純米酒を空にし、サワーのおかわりをしている最中であった。

この時金玉が縮み上がったのは言うまでもない。
ウワバミ怖い!
俺は酒飲みじゃない、酒好き止まりだと確信した瞬間であった・・・。
ごちそうさまでした。

PS:山口県民からすると「獺祭」はやり過ぎで地元から結構疎まれているらしい。地元愛も大切よ。

にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸

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にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸 720ml 1200円くらい? 浜松酒造

お酒に疎い嫁が早盆で浜松へ帰る日が決まる。
その瞬間から「おみやげは出世城がいいなぁ~」と毎晩のようにつぶやき洗脳開始。
その成果があってようで、出発当日「買ってくるよ!」と心よくご実家へと向かった嫁であった。

しかしこの浜松の銘柄「出世城」に辿り着くまでに幾度の困難が待ち構えていた。
浜松の地酒二大勢力といえば「花の舞酒造」と出世城の「浜松酒造」。
が、若者向けの新酒や各PRに力を入れる花の舞酒造は、今や関東ではどこにでも目にすることができる一大ブランドへとひた走り、昔気質の浜松酒造が時代に取り残されてる感は否めない。
そのためか、浜松内でも花の舞はあっても出世城がない!という異常事態が起こっておるのだ!

浜松市内にもかかわらず、駅前の売店、関東でも有名な某高級スーパーに置いていない出世城。困り果てた嫁は、ローカルスーパー「遠鉄ストア」でやっとそれらしきモノにたどり着く。

がしかし、尋ねた店員が持ってきた酒のラベルには「出世城」と書かれておらず、「天神蔵」の札がかかっているのみであった。

以前間違えて花の舞の米焼酎を買ってしまった嫁「コレは本当に出世城なんですか?」と質問す。

「蔵から直送なのでモノはおんなじですよ」

意味がわからず混乱するが、言われるがままに購入したしだい。

「でかした!」
帰宅後わけも分からず褒められる嫁。
直送なんて最高じゃないか!

味は出世城の普通酒が持つ力強さをそのままに、純米酒らしい米の風味が鼻を突き抜けるパンチの効いた辛口酒。
この荒々しい感じは万人受けはしないかもしれないが、自分の中では最高の酒だ!

以前の本醸造レビューで、我がスタンダードと呼ばれただけはある。

にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造 720ml 816円 浜松酒造㈱
http://www.taiga.sobajima.info/archives/3068

全く酒の飲めない嫁に感謝し、今日もちょびりちょびりと、昆べーつまみに味をかみしめている私であった。

にわか日本酒レビュー70 大関 上撰 黒パック(マルエツ限定)

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にわか日本酒レビュー70 大関 上撰 黒パック(マルエツ限定) 1200円ほど 2リットル

清澄近辺のマルエツにて購入。この黒パック、スーパーのマルエツ限定商品らしい。
大関の上撰は金冠が有名だが、飲んだこと無い。値段的にも変わらないのでほぼ同じものなのかもしれない。

大関といえばワンカップ、どん底の町錦糸町では昔、いたるところでワンカップの独特な臭気が立ち込めていたため、貧乏人の酒のイメージが離れない。
だがしかしおとなになってみると大関、意外といい値段がするのよね。
貧乏人の私へのご褒美的存在なのかねぇ~

話はそれたが、味のほうを。
大関らしい、甘さと苦さと雑味がどどんと押し寄せてくる。
お酒覚えたての大学生が「日本酒まずいじゃん」と言わせトラウマを植え付ける教科書的な味だ。

燗にするとさらに甘みがます。あ、この味は!初めての飲み会で羽目をはずし、日本酒飲み過ぎてゲロ吐いたやつだ!

あれから20年。今向き合うとコレはコレでアリと思えちゃう。
良くも悪くも古いタイプの日本酒らしい正当さ。

残念なのは、意外と値段が高いことと、甘さが強すぎるところ。
同じ価格帯だと、辛口の白鹿純米パック、選んじゃうねぇ。

最近は口を開ければ「新潟!新潟!」と皆さんおっしゃいますが、たまには原点に戻って、青春の苦い思い出とともに大手の酒を楽しんでも良いかと思いますわん。

にわか日本酒レビュー69 東北の酒のみくらべ

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昨年、うちの近所に出来た北三陸居酒屋「オダヅモッコ」
http://r.gnavi.co.jp/4a9wew4r0000/

気仙沼ホルモンや仙台の牛たんなど、東北のおいしい名物が食える、気のいいマスターが切り盛りするお店だ。

酔って味がわかんなくなるので、居酒屋で日本酒を呑むことはあまりないんだけど、今回は東北の地酒飲み比べができるということで注文してみた。
牛たんと、里芋のポテトサラダをつまみながら、西大島に引っ越そうか思案中のマスターが注いだ日本酒三種を嗜んだ。

私がチョイスしたのは次の通り。

■秋田「飛良泉」山廃純米

飛良泉 山廃純米酒 1.8L

飛良泉 山廃純米酒 1.8L
価格:2,674円(税込、送料別)

山廃なだけあって味わいは重くどっしり。ただ、自分が飲んだことのある栃木や埼玉などの内陸系と比べると爽やかで飲みやすい。山廃の入門として呑んでもらいたい酒だ。

■岩手「あさ開」夢灯り 純米吟醸

肩書によると秋田で一番飲まれている吟醸酒らしい。鼻に抜けるフルーティーな香りとフレッシュさ。甘さも程よく、確かに女性ウケする美味しいお酒。

■青森「じょっぱり」本醸造

これちょっとびっくりしたんですけど!ジャックダニエルのようなセメダインっぽい芳香がわずかながら鼻に抜ける。こんな味は初めてだ。本当にこの味なのか、それとも保存状態でこのようになったかが気になる。面白かったので、一本買ってみて試したい。

それぞれ有名ドコロの新潟とは違う個性があり、東北とはいえ一筋縄ではいかないと痛感。
まだまだ勉強ですな~

「オダヅモッコ」は都営新宿線西大島駅から徒歩3~4分。
復興支援も兼ねて一度訪れてみてはどうだろう?うまい!

にわか日本酒レビュー68 菊水の辛口 本醸造

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にわか日本酒レビュー68 菊水の辛口 本醸造 180mlアルミ缶 230円位

新潟の酒に外れなし!とお大いに語りたい私である。
が、この新潟の菊水だけはどうやら自分との相性がすこぶる悪い。

以前「ふなぐち菊水一番しぼり」を飲み、甘すぎて酷評。
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1518

行きつけの整体の院長(酒語り仲間。新潟出身)が「一時期ふなぐちが美味しくて買いまくりました!」と言ったので再チャレンジするもやはり甘すぎてダメ。

じゃあ辛口なら、辛口ならいけるんちゃう!と3度めの正直を信じて購入したのだった。ローソンで。

仕事でぐったりしたコンデション、帰宅後もずくを肴に一杯。
ぐほっ、すごい雑味を感じる・・・。
ふなぐちと違って辛口なだけあって顔が全く違う。
だがなんか受け付けない。
しかも二口三口でどんどん酔いが回る・・・。
まっずいなあ・・・・。ふらふら。

ん、これってもしかして!と思い、毎日おいしくいただいている大好きな酒富山の「立山」特別本醸造を一杯いってみる。

「うげぇええまずい!?」
ああ、なんだ体調が悪いだけなんだ・・・。意識が朦朧としながら菊水の辛口にどんどん申し訳ない気持ちになってきた。

この後即就寝。
とんだとばっちりを受けた菊水であった。

もう一度本調子で評価してあげたいですな・・・。ごねんね。

酒を楽しむにはコンデションも重要なのだよ諸君。

辛口派の座右の酒菊水の辛口1800ml

辛口派の座右の酒菊水の辛口1800ml
価格:2,017円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー67 月桂冠 月 エコカップ

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にわか日本酒レビュー67 月桂冠 月 エコカップ210ml 月桂冠株式会社 156円

大手酒造の低価格帯の酒で、珍しく糖類酸味料添加していない月桂冠 月。
ぜひ味を確かめたいと思いつつなんとなく手に取らなかったが、ついに購入いたしました。(大手ってちょっと気がひけるのよね、自称日本酒通にとっては)

飲みくちは軽やか。雑味も少なく、甘すぎず。
ただ全体的に水っぽいのが凄く気になって仕方なし。
悪くはない、悪くはないんだが寂しい。
ああ、寂しいな・・・。

安いには安いなりの手の抜き方がある。
この価格帯ならしゃあないかな~こんなもんだ。

【送料別途ご案内】月桂冠 月 3L 紙パック

【送料別途ご案内】月桂冠 月 3L 紙パック
価格:1,317円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー66 柏露 特別本醸造

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にわか日本酒レビュー66 柏露 特別本醸造 柏露酒造 720ml 1,200円

最近関東のファミマにて展開している新潟長岡の柏露酒造。
今回はやまやにて値引き品があったためすかさず購入。
にわか日本酒レビュー53にて桜鑑が高評価の柏露の酒、特別本醸造はどうかなぁ~
http://www.taiga.sobajima.info/archives/2964

新潟の酒は口当たりがよく淡麗辛口と言われるが、本醸造になると急に雑味が増して「あれっ?」となる場合がある。
だがこの柏露、いい仕事してやがるぜ。

本醸造ならではの雑味がいい塩梅のアクセントとなり力強さと成り代わる。
透き通った味わいに上手く絡むのだ。
これぞ力と技の仮面ライダーV3!

キンキンに冷やして飲むとコレは楽しい!

柏露、今新潟で一番自分をトリコにしている酒でございます。

柏露酒造越乃柏露 特別本醸造1800ml. e311

柏露酒造越乃柏露 特別本醸造1800ml. e311
価格:2,232円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー65 神鷹 本醸造 しぼりたて原酒

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にわか日本酒レビュー65 神鷹 本醸造 しぼりたて原酒 720ml 933円 江井ヶ嶋酒造

砂町銀座にいくとかならず「紀の国屋酒店」に寄り「神鷹」を買うのが我が定石。
昨年は「しぼりたて神鷹」を買い、そのフレッシュな男味に酔ったわけだが、
参考:にわか日本酒レビュー51 しぼりたて神鷹
http://www.taiga.sobajima.info/archives/2757
今回はちょいランクアップの「原酒」に挑戦してみることにした。

本来日本酒は加水するもの、しかし「原酒」はそのままであるため度数が高い。
しぼりたて原酒は18度、ああ、なんて男らしいマッチョイズム!(ムキムキ)

オッスオッスのガチムチふんどし男が絞り出した原酒と勝手に解釈しつつ、キンキンの冷をぐい呑み一杯!

「マ、マイクタイソンパンチアウトーーーーッ!」
全体的に味が重い。甘み少ないのだが、ドシンと来る濃厚さあり。
地を這わんばかりのボディブローが胃にHITしたみたいだ!
「しぼりたて神鷹」がフライ級なら「しぼりたて原酒」はまさにヘビー級の味わい。
酸味がもう少しあったほうが自分の好みかな?

神鷹には三増酒チックな安パック酒がある。
神鷹好きとしてはこの底辺酒を買うべきか否か心が揺れている。
誰か背中を押してくれよアル中野郎どもよ!

神鷹 吟醸 720ml

神鷹 吟醸 720ml
価格:778円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー64 夢の寒梅

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にわか日本酒レビュー64 夢の寒梅 レギュラー 2Lパック 鶴見酒造 1000円

「おい!これって越乃寒梅のパクリ?」と思わず叫んでしまいそうなネーミングの愛知地酒「夢の寒梅」。

亀戸、ころころした猫ちゃんたちがいつも寝ている酒屋「常楽商店」で購入。
(購入日は太ったぶちちゃんがご主人の近くで爆睡中)
まず目を引いたのは、「山廃仕込み」という文字。

マジ!?2リットル1000円の貧乏酒で手間のかかる伝統手法を使うのか!?
山廃の酒は酵母作りにかなり時間が掛かるもの。信じがたい。

(夢の寒梅特設ページにて、その手間について大々的に宣伝中)
http://www.tsurumi-jp.com/yumenokanbai/index.html

臭い田舎酒が好きな私が試さない訳がなかろう!
同行した嫁が、猫に目を奪われている隙に購入する。
(飲み過ぎだ!と、どやされるのでな)

安酒がどこまで旨さに迫れるか!早速一杯行ってみよう。
「キターーーっ!」
鼻孔を突き抜ける山廃独特の臭み!
臭い酒が隙な私にとって最高のファーストインパクトだ。
その後安酒らしい薄さを感じるものの、この値段で山廃の個性を楽しめる素晴らしい酒である。
おもわずtwitterやfacebookに、「俺パック酒ランキング1位に!」とつぶやくレベルだった。

その後黒松白鹿純米とのみ比べると全体の旨み部分では負けることがわかったが、(超主観です)CPから考えるとリピートしたいパック酒であることは確かだ。

評判が気になって2chのパック酒スレを覗いてみると、やはり高評価。
違いのわかる男のパック酒なのだろう。
貧乏でもいい酒が飲みたいよねぇ~
(4リットルパック買いてぇなぁ)

ちょっとトリビア。
この酒造の酒は、中日ドラゴンズ祝勝会御用達の銘柄らしい。
最近パッとしないドラゴンズ勢、夢の寒梅のような真がしっかりしたプレイをぜひ見せていただきたいものである。
(野球見ないのに上から目線)

このクラス最高品質!夢乃寒梅パック 4.2L

このクラス最高品質!夢乃寒梅パック 4.2L
価格:1,765円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー63 白鹿 おづ

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にわか日本酒レビュー63 白鹿 おづ 500ml 辰馬本家酒造株式会社 500円
http://www.hakushika.co.jp/lineup/standard/0733.php

ビンのスタイリッシュさが目に引いたのと、白鹿は大手の中でお気に入りの銘柄なもんで購入。

近所のファミリーマートでなぜか売っている。
(最近のファミマの日本酒揃いはなかなか良いぞ。)

スラリとした竹をイメージしたんですって!
おっされ~っ!(白目)

んで、オサレなだけあってか、辛口派の私にとっては惜しいなあと思うほんのり甘口。
基本スリムな辛口の白鹿味に女々しさをプラスした感じ。

白鹿のパック純米吟醸も甘くてコレジャナイ感があったが、(基準は安い白鹿黒松純米パック。甘さ控えめ)
その下位互換ぽい。

でもこの「おづ」シリーズに純米吟醸あるらしいじゃん。
甘いんだろうな~と思いつつすんごい気になるじゃん。
http://www.hakushika.co.jp/lineup/junmai_ginjo/0211.php
さらにオサレ度UPぽいぽい。

まあそんなことで、酒好きの女の家にお泊りする際に持っていったら、モテモテオールナイトなジゴロアイテムと思える一品である。
オーールナイトローーーングッ!
(なんだよそれ。)