田端優子展 小杉画廊

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銀座でのジャイロキネシスが終わり小杉画廊へ。

彫刻家、田端優子さんの展示中でございました。
オーナーの渋谷さんを待つ間、のんびりと鑑賞。
穏やかかつ神聖な表情をもつ彫刻たち。
静寂な風の流れを感じます・・・。

ブロンズのような重厚さが気になり、田端さんにお尋ねすると
「乾漆といって張り子のような技法よ」
とのこと。
型取りした石膏に麻布を貼り漆でかため、型を外すというもの。
「だから中が空洞で軽いのよ~」
持たせてもらうと、その見た目の大きさからは想像できないくらいの軽さ!驚きです!

パステル、アクリル画からはふんわりとした光の世界が溢れていました。

終始、彫刻の優しくもあり荘厳な存在感に圧倒されっぱなしでございました!
武蔵小杉に寄ったときはぜひ足を運んでみてください~
きっと心に響くものがあると思います!

田端優子彫刻展
コモレビノオト

2016年
9月20日(火)~10月2日(日)
11:00~18:00(最終日~16:00) 9/26休廊
http://www.geocities.jp/kosugiga/exhibition.htm

PS. 後に乾漆を調べると仏像でも使われた歴史ある技法でした。(勉強不足)
また、現代のFRP(繊維強化プラスチック)の技法と似ているだとか。奥が深い・・・。