にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒

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にわか日本酒レビュー 85 松翁 にごり蔵酒 500ml 松尾酒造 619円

猫ちゃんのいた亀戸の酒屋「常楽商店」、閉店日に買った最後のお酒、それが
中国酒のようなラベルが目を引く土佐のにごり酒「松翁」であった。

前から気になていたこのお酒、「最終日だから」という女将のお言葉に甘え、半額の300円で購入。
ありがとう、ありがとう。

ひときわ目立つ「室戸海洋深層水」のシール、日本酒ではめずらしい。(酒として旨いのかコレ?)
では、家でキンキンに冷やしたところで、いただいてみよう。

とろりとした白濁の液体をごくり。
ふぅー甘い!
そして酒粕の香りがふわりと広がり、後からアルコールの辛味がピリリと追い打ち。
度数が18~19と日本酒の中ではなかなかのもの。
甘い酒は苦手なのだけど、これはなんか癖になる魅力があるな。
どんどん飲んでしまいそうだよこれ。

はっ!と東京ではなかなか手に入らないということを思い出し、泣く泣く冷蔵庫にしまう。

にごり酒ではありがちの糖類添加酒ではあるが、飲みやすく非常に良いものだ。
常楽商店無き今、次会う時は土佐旅行なってしまうのか?
うーん無念だ。

にわか日本酒レビュー20 蔵囲い 渓流

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蔵囲い 渓流 720ml 遠藤酒造場 680円

やまやで購入。
以前飲んで大絶賛だった発泡どぶろく 渓流どむろく を製造した遠藤酒造場さんのお酒。
値段が安い方だが、どむろくが良すぎたため俄然期待値も高い。

そして驚く事なかれ、モンドセレクション金賞受賞(5年連続金賞受賞)という偉業を成し遂げているお酒でもあるのだよ。
http://www.keiryu.jp/shop/sake/09seisen/k037-038-039-040.html

モンドセレクションの信ぴょう性問題は横においておいて、問題の味はどうだ?

渓流どむろくのフルーティで爽やかのイメージで挑んだ私。
むーん、ちがう!こいつ泥臭い雄酒だよ!

切れのある辛口の謳い文句なのだが、海のない県長野!(遠藤酒造場は長野県)という感じの内陸的重さを感じる。
力士がドスンと座っているイメージだ。
どむろくとは全く逆だ!

炙ったスルメを浸して飲んだら、この重さと塩加減がうまく混ざり美味しかった。

願わくば、囲炉裏を囲み、ほうとうをいただきながらどしっと飲みたいお酒だ。