にわか日本酒レビュー 88 松竹梅 天 辛口純米

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今ハマっている松竹梅 天 辛口純米。
正直これは松竹梅の傑作だと思う。
赤天はダメ酒だがこれは別物。
さらりと飲みやすく程よく甘い。
とくに燗が冴える。
2リットルで千円切るコスパの良さ。
(近所のスーパーにて)

最近発売されたばかりだが、大手の本気を見た。
家で気軽に飲むポン酒としては、上位ランク。
コスパの面でも白鹿純米を越えましたね。
身の丈にあった幸せを噛みしめる、そんなお酒だ。

オススメ!

にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒

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にわか日本酒レビュー 81 柏露 純米にごり酒 720ml 1,290円 柏露酒造
我が酒レビューの常連となっています柏露酒造のにごり酒。
http://www.hakuroshuzo.co.jp/index.html

新潟らしい淡麗辛口の中にストイックな男気を感じるところが気にいっております柏露。
東京のコンビニでも手に入る気軽さもイイネ!

さて、酒量販店「やまや」にてにごり酒特集があり、そこで手に入れた一品。
にごり酒のたぐいは、糖類、酸味料をいれたクソ甘いインチキ酒が多いのでございますが、この柏露さん、私が見初めただけあり余計なものが一切入っておりませぬ。

では夏らしく冷蔵庫で冷え冷えにしたモノをいってみよう。

うむ!これはいい!
大抵のインチキにごり酒は人工的な甘さで悪酔い必須なのだが、さすが柏露、一切の甘みがなくスッキリしておる!
淡麗つぶつぶ入り日本酒だ。
酒粕味もソリッド、控えめ気味なフルーティーな香りがどんな料理にも合いそうでちょうどいい。

まさに北の漢のにごり酒!

岐阜県「三輪酒造」の「白川郷」、長野県「遠藤酒造」の「どむろく」 と個性的なにごり酒を飲んできたが、柏露もまた違う顔を見せてくれてとてもうれしい。

これだから日本酒は楽しいね!

にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

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にわか日本酒レビュー72 山口の地酒特集 東洋美人 純米吟醸 VS 五橋 純米酒

2014年現在、日本酒は山口県が熱い。若手が取り仕切る「獺祭」が全国で名を挙げるなか、県内の他の地酒も、世代交代した若者たちが地酒を盛り上げているようだ。

熱中症で大勢が倒れた7月29日、山口県出身の上司が企画した接待地獄テニス(笑)のあと、上司宅で新妻様の美味しいお食事、ジャッキー・チェン、ブルース・リー、日本酒をいただく。
ちなみに上司夫妻は、とんでもない飲兵衛であり、底なしである。
では、さっそくレビューをいってみよう!

■東洋美人 純米吟醸
http://www.tutitatu.com/sake/toyo-bijin.html
これは自分が買った2本のおみやげ日本酒の一つ。もう一本は、東京を代表する酒「澤乃井」の特別純米酒である。
以前から上司の好きな酒の一つがが「東洋美人」と聞いていた。
が、味の好みが全く自分と逆の甘口好き上司から「たぶんそばちー(俺のこと)が嫌いな味」と言われ、むしろ興味がわき購入してみたものだ。
今回はワールドカップ仕様の瓶と洒落ているねぇ。
他の酒蔵もこのコラボに参加していたようで、八海山などのメジャーどころも名を連ねていた。

味の方は・・・・。西の酒らしいたっぷりとした旨みのあまくち酒。雑味は少なく上等さが伺える。ある意味日本酒単体として完成されているのかもしれないといえる濃厚さだ。
が、それゆえにしっかりとした飯と一緒にいただくと、酒が強すぎてくどい。
上司が言っていたとおりに自分が苦手のタイプ。
いい酒なのはわかるんだけけど、臭い辛口好きの自分はダメだった。
この後、熱中症ぽさも相まって具合がどんどん悪くなっていく。(無茶しすぎ)

■五橋 純米酒
http://www.gokyo-sake.co.jp/
上司が用意してくれていた山口のもう一つの地酒「五橋」。
「これは俺苦手なんだよね・・・」という上司。ああ、たぶん俺が好きな酒だと、ニューアイプ並みの超感覚が働く。
体調が悪くなりながらも、1杯いただく。(夏の暑さが憎い!)
こっこれは!?
同じ山口県なのにここまで性格が違うとは!
これはまさに淡麗辛口、甘さのないハードボイルドな味わい。
サラリとした水の上に心地よい苦味と旨味がのってくる、食事を活かす日本酒だ。
(奥様もこの意見に同意していただいた)
くっそー!東洋美人の前に飲みたかったな・・・。
頭痛がひどくなり飲めなくなり、情けないことにこの後ロキソニンをいただき小休止する体たらく。面目ない。
「五橋」、名前覚えた、いずれ個人的に購入しよう。

一緒に来た後輩ブルマ氏が奥様とJホラーで盛り上がってるさなか、別室で撃沈した私・・・。

30分後復活した私が見た光景は、上司夫妻がおみやげの澤乃井特別純米酒を空にし、サワーのおかわりをしている最中であった。

この時金玉が縮み上がったのは言うまでもない。
ウワバミ怖い!
俺は酒飲みじゃない、酒好き止まりだと確信した瞬間であった・・・。
ごちそうさまでした。

PS:山口県民からすると「獺祭」はやり過ぎで地元から結構疎まれているらしい。地元愛も大切よ。

にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸

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にわか日本酒レビュー71 天神蔵仕込み 純米吟醸 720ml 1200円くらい? 浜松酒造

お酒に疎い嫁が早盆で浜松へ帰る日が決まる。
その瞬間から「おみやげは出世城がいいなぁ~」と毎晩のようにつぶやき洗脳開始。
その成果があってようで、出発当日「買ってくるよ!」と心よくご実家へと向かった嫁であった。

しかしこの浜松の銘柄「出世城」に辿り着くまでに幾度の困難が待ち構えていた。
浜松の地酒二大勢力といえば「花の舞酒造」と出世城の「浜松酒造」。
が、若者向けの新酒や各PRに力を入れる花の舞酒造は、今や関東ではどこにでも目にすることができる一大ブランドへとひた走り、昔気質の浜松酒造が時代に取り残されてる感は否めない。
そのためか、浜松内でも花の舞はあっても出世城がない!という異常事態が起こっておるのだ!

浜松市内にもかかわらず、駅前の売店、関東でも有名な某高級スーパーに置いていない出世城。困り果てた嫁は、ローカルスーパー「遠鉄ストア」でやっとそれらしきモノにたどり着く。

がしかし、尋ねた店員が持ってきた酒のラベルには「出世城」と書かれておらず、「天神蔵」の札がかかっているのみであった。

以前間違えて花の舞の米焼酎を買ってしまった嫁「コレは本当に出世城なんですか?」と質問す。

「蔵から直送なのでモノはおんなじですよ」

意味がわからず混乱するが、言われるがままに購入したしだい。

「でかした!」
帰宅後わけも分からず褒められる嫁。
直送なんて最高じゃないか!

味は出世城の普通酒が持つ力強さをそのままに、純米酒らしい米の風味が鼻を突き抜けるパンチの効いた辛口酒。
この荒々しい感じは万人受けはしないかもしれないが、自分の中では最高の酒だ!

以前の本醸造レビューで、我がスタンダードと呼ばれただけはある。

にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造 720ml 816円 浜松酒造㈱
http://www.taiga.sobajima.info/archives/3068

全く酒の飲めない嫁に感謝し、今日もちょびりちょびりと、昆べーつまみに味をかみしめている私であった。

にわか日本酒レビュー58 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

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にわか日本酒レビュー58 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 720ml 2,418円 旭酒造株式会社

現代日本酒の最重要銘柄といえば「獺祭」であろう。
http://asahishuzo.ne.jp/index.php
メディアでも2ちゃんでも、旨い日本酒といえば「獺祭」と曰い、「獺祭」を飲んどけば間違いなし!と、一昔前の久保田のようなもてはやされ方。
(偶然なのか久保田も朝日酒造と読みが同じ)

ちなみに獺祭とはカワウソ(獺)が食事をする時、捕まえた魚を一列に並べる習性を指す言葉。それがまるで神様にお供えをしているように見えるからだとか。
あらかわいい。

現在あまりにもの人気のため、手に入れるのが困難なのだが、わが町亀戸のおしゃれ酒屋「はせがわ酒店」にあると調査、酒好きの父のために購入を決意した次第。
http://www.hasegawasaketen.com/index.html
そんな下町の酒屋でも、獺祭シリーズはお一人様一本までと制限がついていた。
ひえ~なんという人気っぷり!
酒粕にハマっている母のために獺祭の酒粕も購入、お店の人に
「さ、酒粕は一緒に買っても大丈夫ですよね?」とビビって確認する始末。
(大丈夫ですよと笑われた)

父に「獺祭をおみやげに持って行くよ」と電話する。
「だっさい?なんじゃそりゃ?それより岐阜の地酒で凄いのあるから楽しみにな!」と全く知らないご様子。日本酒通のはずなんだがなぁ。
しかも岐阜の地酒と勝負する流れになってしまった・・・。

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GWに岐阜に帰省す。そして夕飯時を迎える。

山口県という日本酒の印象のない県で、若手がこだわり抜き作り上げた酒「獺祭」。時代の寵児となったこの銘柄をついにいただく。

が、すでに父の薦めた某岐阜の地酒でほろ酔い状態という失礼なコンデション。
(すげー旨いんだもん。)
はてさて目を覚まさせる一撃を我々に浴びせることができるのか?!



うん、うまい。
丁寧に、丁寧に磨かれた味わいだ。
そして広がるふくよかな旨味み。
職人の熱い思いを感じることができる素晴らしい酒だ。
が、

父と私は首を傾げた。
「旨いけど、沢山は飲めないなぁ~」

そして二人は2~3杯飲んだ後、岐阜の地酒をまた飲み始めてしまった。
「するするイクのはやっぱこっちだな!」

我々にとって獺祭は、丁寧が故に、上等な故にこってりしすぎていたのだ!(なんだってーー!)

以前に同じような話を聞いたことがある。
新潟の名酒「緑川」の純米吟醸に感動したとあるのんべえが、上のランクの「純米大吟醸」はさらに旨いに違いない!と買って飲んでみたところ、甘すぎて口に合わんかったと。

酒の好みは人それぞれってことだ。まあ、とくにのんべえはコクよりもキレを重視する方も多かろうよ。そして値段の割にちょっとなあという気持ちもある人はあるのであろう。(俺のことだ!)

世間を賑わせているだけ合って一度は飲んでみても良い酒だ。
また話題の酒なので、贈答用として喜ばれる一品であることは間違いない。

結果として、我ら親子には岐阜の地酒に完敗した獺祭という形になってしまった。
これもまたドラマであり、日本酒の面白いところであろう。
(と、にわかが偉そうなことを言って〆る。)

さあ、次回は「獺祭」を打ち負かした岐阜の地酒が登場予定だ!
「オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!」

にわか日本酒レビュー52 超 真野鶴 超辛口純米無濾過生原酒

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にわか日本酒レビュー52 超 真野鶴 超辛口純米無濾過生原酒 1400円ほど? 720ml

 

うちの上司が、風邪で弱った体で新潟の酒品評会に行ってきたそうな。
普段から辛口の男酒が好きだと言っている私に、「やばすぎて品評会には出せない!」と酒蔵が言ったという噂の超辛口日本酒を裏から入手し、お土産として頂いた次第。

 

ありがたやありがたや。(今度岐阜の良い酒買っていきます!)

 

真野鶴は佐渡の尾畑酒造の銘柄で、普通のはかなり飲みやすいらしいのだが・・・。

 

「これは別格!ホントにヤバイから!」とさんざん脅され続ける。
大げさだな~とタカをくくっていた私。

 

まあ、飲んでみましょうか~
マイぐい呑みに注いで、躊躇せず一飲み!

 

おふぅ~~っ!新潟の酒にある日本刀のような澄み切った鋭さ!
原酒らしい甘い芳醇な香りがするが、甘みはかなり抑えられていてキレ重視だ。
が、この酒、甘さとは違う、コクというか、ヘビー級ボクサーのような重量感のあるパンチを打ってきやがった。

 

「う、うまいのに体が3杯目を飲むなと言っている!?」

 

少量のぐい呑み2杯で酔いが襲ってきた。
非常に質の良い酔いではあるものの、(自分にとって質の良い酔とは、二日酔いになりにくいということだ)得体の知れない危機感が・・・。

 

嗚呼、コイツは日本刀の中でも、太刀、いやその上、七尺越えの野太刀だ!
切れ味と重量で、うかうかしていると身体を真っ二つにされちまう・・・。

 

我こそは辛口好き!という者は、一度挑んでみてはいかがだろうか?

 

尾畑酒造
http://www.obata-shuzo.com/shop/default.asp

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div style=”border:1px solid;margin:0px;padding:6px 0px;width:320px;text-align:center;float:left”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/127eddfb.20559f82.127eddfc.f4278cf9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakesado%2f10000m19%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakesado%2fi%2f10000095%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakesado%2fcabinet%2fs-200-000%2fma-19.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakesado%2fcabinet%2fs-200-000%2fma-19.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”【真野鶴】辛口純米酒720mlこの純米酒・・・満足度100%!即発送できます” border=”0″ style=”margin:0px;padding:0px”></a><p style=”font-size:12px;line-height:1.4em;text-align:left;margin:0px;padding:2px 6px”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/127eddfb.20559f82.127eddfc.f4278cf9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakesado%2f10000m19%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakesado%2fi%2f10000095%2f” target=”_blank”>【真野鶴】辛口純米酒720mlこの純米酒・・・満足度100%!即発送できます</a><br><span style=””>価格:1,360円(税5%込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

 

にわか日本酒レビュー50 黒松白鹿 純米 2000ml 1180円


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毎日日本酒が飲みたい男、それは私。
高い酒はまあ、旨いさ。
だがな、私は下流階級、金がねえんだよ金が!

そんな僕らの味方は大手酒造のパック酒!
(だが、だいたいゲロマズだ!おえええええ!)

だが私は諦めない、近所のスーパーマーケット(あえて酒屋を避けるぜ)
で当たりを夢見てパック酒を買う日々だったさ。

とある日。最寄駅から2つ向こうにある駅前スーパーに私はいた。

初めて入ったこのスーパーで出会ってしまったのだ・・・。

それが「黒松白鹿 純米」だった。
http://www.hakushika.co.jp/lineup/junmai/0510.php

特売でその日は980円、ダメもとで買って帰りましたさ~。

家まで2キロの道のりを2リットル抱えて徒歩帰宅。

ほどよく疲れたところで、期待ほどほど即一杯!

そして俺は叫んだね!「なんだってーーー!」

癖の少ない淡麗辛口!甘すぎずクドすぎず程よい具合じゃないか!
人によっては旨み、個性の少ないというかもしれない。
だがな、毎日飯食いながら飲む酒はこのくらいが一番うまいのだよ。

これこそ”テーブルワイン”ならぬ”ちゃぶ台日本酒”だ。

飯も酒も進んであー体に悪い!
先日から、この酒に酒粕混ぜてお燗にする新技も編み出し、もう飲酒が止まらないアル中一直線!

すでに2本目突入で嫁泣かせの悪逆非道の日本酒。
俺はこいつに一生ついていくね!

記念すべきにわか日本酒レビュー50回。
まだまだ続きまっせ!

日本酒レビューバックナンバーはこちら

http://www.taiga.sobajima.info/archives/category/drink

にわか日本酒レビュー48 開華 山廃純米吟醸

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にわか日本酒レビュー48 開華 山廃純米吟醸 1800ml 2,730円 第一酒造

鬼怒川、日光旅行で買ったカップ酒で一目ぼれしてしまった栃木の地酒「開華」
http://www.sakekaika.co.jp/

安いカップ酒でこれほどまで魅了した銘柄、ぜひ酒好きな父にも味わってもらいたいと、父の誕生日用に上位ランクな酒をチョイスした次第。
(ベタ褒めのワンカップ開崋レビューはこちら)
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1932

で、ちゃっかり自分用も購入、とことん味わったわけよ。フフン。

味わいはやはり、芳醇で濃い味、苦味酸味のバランスもよく、ふあっと消える後味が絶妙なり。

まさに名のとおり
「味わいの華開く」
酒である!

山国の酒だけあって野性味あふれる男味。だがあとを引く、止まらない!(オッスオッスの男酒、大好きです!)

ちなみに「山廃」とは一体なんなんだろう?
はい、wikipedia!
http://ja.wikipedia.org/wiki/山廃仕込み
あら難しい。どうやら古典的な酒造り方法(生酛)から、「山卸」という蒸した米、麹、水を混ぜ粥状作業を無くして、長時間熟成させる方法らしい。
んで、普通の高速酒造りより濃厚な酒質になるというもの。

ざっくり言うと「うまい!」(ひどい)

んで、父の感想は
「日本酒らしい味だ。だけど後味がすっとなくなりどんどん飲んでしまうぞ。これは危険だ」

ありがとうございました~っ!

日本酒レビューバックナンバーはこちら

http://www.taiga.sobajima.info/archives/category/drink

にわか日本酒レビュー24 黄桜 吟醸純米

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黄桜 吟醸純米 720ml 黄桜株式会社 1200円くらい?

渋谷やまやで半額で売っていた生酒、買った2本のうちの1本。
京都の超大手メーカー、黄桜。

「き~ざくら~ ドン!」

と美人和服妻が迎えてくれる割には不味そうな安酒を振る舞うというCMイメージしかなく、偏見の塊の中あえて買ってみたのだ。

通(?)から嫌われる大手酒メーカーの実力ははたしてどうだ?

結論、うん、なんて優等生なお味なんでしょう!

「大企業=糞酒」のイメージは完全に打ちのめされた非の打ち所のなさ。
甘み、苦味、酸味のバランスが素晴らしく、秀でる個性はないのだが平均値の高さに驚いた。

飲み心地も素晴らしく、つまみなしでもグイグイ進んでしまう。

大手の本気(マジ)酒。
ボンボンの馬鹿息子と思ったが、オール5のメガネで地味な委員長。
そんな人物像が浮かび上がった良酒であ~る。

しかしネットでこの酒の情報が皆無なんだよね。
大手の隠し子的存在なのかもしれぬ。

にわか日本酒レビュー18 花の舞 辛口純米 にごり原酒

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花の舞 辛口純米 にごり原酒 720ml 980円くらい 花の舞酒造

渋谷のやまやで購入。たまたま入荷していたのでついつい手に入れてしまった。
浜松の遠鉄ストアーで花の舞のカップ酒を試し、大味だの散々ほざいたので、リベンジを込めて。
で、今回はにごり酒。さてさてどうなることやら。

ゴクリと一杯。んん?にごり酒特有の酒粕風味のなか、やはり益荒男武者たちが太刀を構えワーッ!と襲いかかる!
ジューシーさももちろんあるのだが、やはり前回と同じ荒々しさがあり。
花の舞特有だな~この感じ!

マッコリに見立てキムチ鍋と一緒にやってみたら、これがなかなかオツな感じに。
あ、ありだ。
マッコリと違い辛口なので良い感じ。オススメ。

にわか日本酒レビュー20 臥龍梅 純米吟醸 誉富士 無濾過生貯原酒

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臥龍梅 純米吟醸 誉富士 無濾過生貯原酒 720ml 1360円 三和酒造株式会社

緑川のお返しに、亀戸梅屋敷にて購入。もちのろん、自分用も確保。

後々調べたら緑川のほうが値段のランクが上だったのがわかりちょっとバツが悪い。

で、前のパンダカップを買ったところと同じ場所でオススメらしい。

試飲もしたのだが、家で味わうのが一番わかるんで帰宅後速攻1パイ。

フルーティーな甘味と強めの辛口。ワーと襲いかかるダイナミックさ。
ん、なんか似てるぞこの感じ?

花の舞!そう味の系統が花の舞とそっくりだ!

で、三和酒造株式会社は花の舞酒造と同じ静岡の酒蔵なんですね~
同郷は似る傾向にあるんかのう~
(新潟はだいたいすっきりなイメージ)

緑川とは別系統の強い感じでいいじゃな~い。
メシも進むし後口もよし。
なかなかなヤツでした。

臥龍梅純米吟醸生原酒誉富士1800ml【24BY】

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にわか日本酒レビュー08 上善如水 純米吟醸

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上善如水 純米吟醸 白瀧酒造 180ml 300円くらい

ファミマで購入。
近所の赤ちょうちんで出来上がった状態で勢いで買っちまった。
正直ね、にわか度が増してきていたので上善バカにしてましたとも!
舌バカの大学生がうまいうまいとありがたがる日本酒じゃ!とな。

ごめんなさい、とても美味しゅうございました。
水のように飲めると歌いつつも、酒本来の旨味はきちっとしていて、とても丁寧でスキッとした純米酒。

甘過ぎないところがいいね!
今度は7合瓶でも買おうかしらと思わせる一杯でございました。

にわか日本酒レビュー06 純米 白川郷

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純米 白川郷 三輪酒造 7合 1130円くらい?

にごり酒といえばこれ!
なわけで、飲んでみました白川郷。
開封前は白いドロドロが
沈殿、開封するとよく混ざりまする。

最初の印象は、日本酒に酒粕混ぜただけの味じゃん!(混ぜるも何も粗めに越したものだよ)
と、なんか味が喧嘩しているような感じだった。
が、
次の日飲んでみると、うまい具合に混ざり合いいい塩梅に。

一見甘すぎるように見えるこの酒、意外と辛口で鍋料理にもよく合う!
うまいね~楽しいね~

飲んでいくうちに酒粕が濃くなってきたので、激安純米酒「金色のしずく」を足してみたところ、まあこれもあり。

そういえば2chでは、好きな日本酒に、有名酒蔵の酒粕をたしてオリジナルにごり酒を調合して飲んでいる輩がいるとか。

そういうのもいいじゃない~
良い酒粕探すのが億劫だけどな~

純米 白川郷 にごり酒  1800ml【RCP】

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