昨晩の伊藤 清泉さんライブペインティング。
一部だいたい30分くらいの二部構成でした。
最後まで見惚れて、ビートに身を任せた悦楽の時間!
第一部。
明るい開場の中、バンドのアンビエントな曲に合わせ描き表されていく楽園。
これは僕の解釈なのだけれど、
地表に光が宿り
植物が息吹
生命謳歌していくまで
そんなストーリーが思い浮かびました。
ビートが激しくなるに連れて生命は力強く生き生きとしていく!
第二部。
蛍光の特殊塗料をつかった、ブラックライトで輝くペインティング。
楽園に死の案内人「骸骨」が突如現れる。
安楽の地の終焉だろうか?
しかし花は更に美しく大輪を開かせる。
印象的な巨大な骨盤。
そこから、徐々に開く菊の花弁。
菊が咲き乱れる中、骨盤から死の王の顔が浮き上がっていく。
額にピースマークの王。
死は、終わりではなく輪廻の一部であり、そしてそのサイクルでは全てが平等である・・・。
そんなメッセージを受けとった気がしました。
「絵筆は楽器である」
まさにその通りのパフォーマンス、心許された絵画と音のセッション!
音と視覚が融合した、この日だけの特別な体験・・・。
途中で自分も参加している気分になり、ノリノリでした!
自分もライブペインティングやりたい!
そう強く思わざるを得ませんでした。
伊藤 清泉さん、素晴らしい体験をありがとうございました!