伊藤 清泉個展にてライブペインティングを観てきました! 無寸草とづづ

昨晩の伊藤 清泉さんライブペインティング。
一部だいたい30分くらいの二部構成でした。
最後まで見惚れて、ビートに身を任せた悦楽の時間!

 

第一部。


明るい開場の中、バンドのアンビエントな曲に合わせ描き表されていく楽園。

これは僕の解釈なのだけれど、

地表に光が宿り
植物が息吹
生命謳歌していくまで

そんなストーリーが思い浮かびました。

ビートが激しくなるに連れて生命は力強く生き生きとしていく!

第二部。


蛍光の特殊塗料をつかった、ブラックライトで輝くペインティング。

楽園に死の案内人「骸骨」が突如現れる。
安楽の地の終焉だろうか?
しかし花は更に美しく大輪を開かせる。
印象的な巨大な骨盤。
そこから、徐々に開く菊の花弁。
菊が咲き乱れる中、骨盤から死の王の顔が浮き上がっていく。
額にピースマークの王。

死は、終わりではなく輪廻の一部であり、そしてそのサイクルでは全てが平等である・・・。

そんなメッセージを受けとった気がしました。

「絵筆は楽器である」
まさにその通りのパフォーマンス、心許された絵画と音のセッション!

音と視覚が融合した、この日だけの特別な体験・・・。
途中で自分も参加している気分になり、ノリノリでした!

自分もライブペインティングやりたい!
そう強く思わざるを得ませんでした。

伊藤 清泉さん、素晴らしい体験をありがとうございました!

伊藤清泉 個展 in”C” ギャラリー無寸草とづづ


会社の人の勧めで頂いた、伊藤清泉さんの個展DM。

ライブペインティングというキーワードに惹かれて、会社帰りに寄ってみました。
多種多様な絵画様式、その中に鮮やかに光彩を放つ色彩感覚・・・。
 
思わず見入ってしまった私。
そして!
運の良いことにご本人が在廊していまして、貴重なお話を聞くことができました!
 
アメリカを旅した後、日本で広告関連絵画の一線で活躍。
また「絵画=音楽」という理念の基、曲の視覚化や、絵筆を楽器としてライブペインティングをするという考え方に、引き込まれる私。
 
「筆を走らせると、皆がそれにジャムってくれるんだよ。」
 
おおおっ!それって一体どんな感覚なんだろう!
想像するだけでワクワクする!
今年の干支が酉年ということで、鳥を題材にした絵画が多数。
円に描かれた鶏、和とスピリチュアルが融合していて私はすごく気に入りました。
また、躍動感あふれるバイソンの絵、
「ネイティブアメリカンと住んでいた時、バイソンの餌やりしてたんだよ。すごく人懐っこいんだけど怖くてね~ 全然なれなかったよ!」
なるほど、実際体験しないと表せないその動きに納得!
 
 
本当に気さくな方で、そして自分を楽しむことに素直な素敵な方でした。
自分が目指す人間像だなぁ~~
 
2月18日(土)、19:00よりライブペインティングがあります。
私は見に行こうと思っています~
 
下北沢
ギャラリー無寸草とづづ
1500円+ワンドリンク
もし興味のある方はぜひ!