渡邉 健吾 個展 「全部のせ」 長谷川画廊

去る8月27日、銀座長谷川画廊にて、丸子眞由さんの個展で知り合った、渡邉 健吾さんの初個展にお邪魔しました。

内なる狂気の具現化ともいえる作風も然ることながら、気にるのはマチエールと、照り。

ペイントを削り出した岩肌のようなマチエール。
そして、厚みのある光沢。
この光沢、ニスをかなり厚く塗った後、ヤスリやコンパウンドで丁寧に磨いた結果得られたもの。
透明部分の存在というのを実感できるのは、おもしろい!

 

渡邉さんの専門学校時代の先生とご友人たちと歓談。

先生から、デフォルメについておもしろい講義をうけました。
「落書きで、サメとイルカを描いてみてください。」
先生が講師時代、生徒に教えた内容。
チョロいと思ったら、これが難しい!
「なかなか描けないでしょう?対象物の特徴をちゃんと理解しているかが大切なんですよ。」

デフォルメは、物体の特徴をいかに誇張するか、なのでその特徴を理解していなければ全く意味がなさないわけです。
自分は理解しているつもりでしたが、まだまだ勉強不足と思い知らされました~

また次回の展示や、彼からお誘いを受けたTシャツ展も含め、色々楽しみにしています!

かわはら ちあき個展「こんにちは はじめまして」 小杉画廊

2月4日に、小杉画廊へ遊びに。
かわはら ちあきさんの個展真っ最中でした。
若い作家さんで、いろんな手法での作品がいっぱい!
スタイルが確立してないと、言う人は言うかもしれないけど、
頭の中に浮かんじゃったら描くしか無いよね!
それでいいのだ、絵画は!

粘土の割れた肖像画と、青い服の女性と、街燈下の不審者(?)の絵が気に入りましたよ。

そして、ライブペインティングも観ることができました。
あ~これ自分もやりたいな~
また小杉画廊でやる時があったらやってみようか・・・。
テンション上がりますね~~~!

将来が楽しみな作家さんでした。
(個展は5日で最終日でした。。。次回も観てみたいですね~

瀬本 容子 展 うしお画廊

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 瀬本 容子 展

17日DMをお渡しにうしお画廊に。
そこでは丁度瀬本 容子さんの個展最終日でした。
温かみあるかわいらしい乙女像。
ほんわかしつつ作品を凝らしてみると、あっと驚くこだわりが見えてきました。
羊皮紙、板、ガラス、様々なものに描かれ、素材によって変わる塗りの表情の変化。
羊皮紙は始めてみましたが、プラスチックのような光沢。
おもしろい!
そして、額が非常に絵にマッチした金箔を貼り付けたもの。
額に描かれた文様のタッチからもしかして?と画廊の方に聞いてみると大当たり。
なんとすべて作家によって手が加えられていたのです。
すでに80歳を超えてらっしゃる瀬本さんの絶えない情熱が垣間見れました。
 
うしお画廊では展示が終わってしまいましたが、岡山県立美術館では1月27日まで展示しています。
興味のある方はぜひ~
 
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/permanent-exh-semoto.html

あなたのためのカレンダー展 うしお画廊

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あなたのためのカレンダー展、うしお画廊。
120人の作家の小作品がずらりと並ぶ、なんともお得な展示です。
抽象、具象、日本画、油、版画や写真などなど、ありとあらゆる表現が集う企画、これは写真だけでは伝わりません!
ぜひお越し頂き体感してもらいたいです~
 
あなたの感性にビビッと来る作品に巡り会えるかも!?
12/10(土) まで!
 

久下 奈利子展 うしお画廊

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12月2日、k’sギャラリーを後にし、次はうしお画廊へ遊びに行きました。
久下 奈利子さんの個展が開催中でして、ここでは半抽象画の世界が扉を開けた瞬間飛び込んできました!

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久下さんの作品全体から漂う、空間を覆う深い靄。
朧気な中、薄っすらと見えようとしている物質たち。
湿り気のある空気の壁からのぞく水の世界は、胎内の記憶であったり、思い出せそうで思い出せない、でも心深くに刺さった原風景だったり・・・。
古文書などの印刷物のコラージュからも、文字としての記憶も覗かせます。
 
丁度久下さんが在廊しており、作品についてお伺いすることができ、さらに心の迷宮不覚に迷い込んでいきました・・・。
 
この日は3人の抽象画家の作品を鑑賞しましたが、3人様々な心の断片を旅行し観光した気分になりました。
自然の風景を観るのと、抽象画を観るのは似ているのかもしれないな~とぼんやり思いながら帰宅いたしました。
 
久下さんの展示も3日で終了、各人宣伝できなかったのが残念です・・・。

傍嶋崇展 ツクリシモノノオト 小杉画廊

「傍嶋崇展」
―ツクリシモノノオトー

我が傍嶋家がお世話になっている小杉画廊にて、4男崇の個展が開催中。

27日にその展示に突撃しました!

最近の若い作家の中で、ここまで大胆に抽象表現をする作家は稀と言わしめる作風・・・。
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今までも、筆運びにこだわりを見せてきた崇ですが、新作ではさらに進化。
市松模様のような規則性を塗りに取り入れ、光の角度によって変わる表情の変化がさらに楽しめるようになりました。

一番人気が高かった作品は「いちじく」
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みっちりと厚塗された絵の具の力強さと光沢。
法則と変化に飛んだ塗り。
抽象化された、まるで絡み合うようないちじくの実・・・。
見応えあります。

その日、会場はオーナーの渋谷さん夫妻と、傍嶋家でプチパーティー状態でした。
毎回良くしていただきありがとうございます。。。

11月6日(日)まで開催中ですので、武蔵小杉に起こしの際はぜひ!

http://www.geocities.jp/kosugiga/exhibition.htm

田端優子展 小杉画廊

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銀座でのジャイロキネシスが終わり小杉画廊へ。

彫刻家、田端優子さんの展示中でございました。
オーナーの渋谷さんを待つ間、のんびりと鑑賞。
穏やかかつ神聖な表情をもつ彫刻たち。
静寂な風の流れを感じます・・・。

ブロンズのような重厚さが気になり、田端さんにお尋ねすると
「乾漆といって張り子のような技法よ」
とのこと。
型取りした石膏に麻布を貼り漆でかため、型を外すというもの。
「だから中が空洞で軽いのよ~」
持たせてもらうと、その見た目の大きさからは想像できないくらいの軽さ!驚きです!

パステル、アクリル画からはふんわりとした光の世界が溢れていました。

終始、彫刻の優しくもあり荘厳な存在感に圧倒されっぱなしでございました!
武蔵小杉に寄ったときはぜひ足を運んでみてください~
きっと心に響くものがあると思います!

田端優子彫刻展
コモレビノオト

2016年
9月20日(火)~10月2日(日)
11:00~18:00(最終日~16:00) 9/26休廊
http://www.geocities.jp/kosugiga/exhibition.htm

PS. 後に乾漆を調べると仏像でも使われた歴史ある技法でした。(勉強不足)
また、現代のFRP(繊維強化プラスチック)の技法と似ているだとか。奥が深い・・・。

SOBAJIMA FAMILY EXHIBITION 遺伝する表現 2011年10月3日~23日



SOBAJIMA FAMILY EXHIBITION 遺伝する表現
2011年10月3日~10月23日(12日、17日休)
開催地:ジェムアート(表参道)
http://www.gallerytom.co.jp/shop/shop.html

傍嶋康博
傍嶋泰雅
傍嶋飛龍
傍嶋賢
傍嶋崇

父+4兄弟の小さなアート展示、販売展。
版画、万華鏡、絵画、Tシャツ、などなど

土日祭日にお越しの方、画廊にいるようにしますので、ご一報を

3日17:00よりオープニングパーティーがあるので、興味のある方はぜひ!