【パラオ 4日目 後編】

 

「つい最近、IKKOさんがいらして、ボートをチャーターしてミルキーウェイで4時間泥をかぶっていましたよ~」

 

と移動中に芸能人暴露話をする安藤さん。

 

オネエの美の探究心パネエ!

 

【パラオ 4日目 後編】

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島々の奥地へと進むと、乳白色をした狭い海域到着する。
「ミルキーウェイに到着しました!これから泥をとってくるので、みなんさんは泳いで待っていてください。あと、岩場は危険なので近づかないように」
と言い、バケツを持ってドボン。

 

底が見えないのが恐ろしいので救命具をつけて入浴。
いや~水真っ白!
あ、またもや外人部隊が勝手に岩場に上陸。
「外人は自由すぎるんや!」
大阪人夫妻がまた突っ込む。

 

「準備が出来ました、船に戻って泥パックしましょう~」
バケツいっぱいの真っ白できめの細かい泥!
「全身に塗って~~~!」
女性陣が我先にと泥をつかみ塗りたくる。
男性陣も面白くなって塗りたくる。
前衛舞踏踊れるで~

 

泥を塗った状態で記念撮影。そのまま飛び込むシーンもパシャリ。

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救命具をつけずに落ちたため少し慌てる私。
「兄さん、ここめっちゃ浮きますぜ!あ、ワイが太ってるからかい!」
とそんな私に明るく突っ込む大阪旦那。
「お、おう・・・。」
フレンドリーさに少したじろぐ。

で肌がきめ細かっくなった!と喜ぶ嫁と女性陣たち。
よかったね。

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昼は昨日と同じガルメアウス島再上陸。
安藤さんがやってきて、二人の写真をたくさん撮っていただく。やることすべてイケメン!

 

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でダイバーの先生とも再開し昨日の感動とお礼を伝える。

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さあ、

ジェリーフィッシュレイクに行くにはいくつかの制限がある。
入場料は100ドルだ。

そして
1時間前からは日焼けどめを塗り直さない。
ミルキーウェイの泥が塩湖に入らないよう落としておく。

と、厳しい。なにかが交じることによって生態系が変わることがないよう細心の注意を払うのだ。  IMG_20140226_012101~01 「なにやっとるん!あんた、その袋時計もはいってるんやで!」
豪快にバックを海でジャブジャブした旦那にキレる大阪嫁。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA そしてクラゲちゃんに会うためには、さらなる関門が。

恐ろしい角度の坂を上り下りせねばならないのだ。
あまりにもの厳しさに、太った白人女性がクラゲを見ずにリタイヤしたそうだ。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA やたらと段差のある階段を上る。嫁無言。
心が折れる前に下りとなり、なんとか塩湖に到着だ。

クラゲを傷つけない、背面泳ぎを習い静かに湖の中程へ進む。
「いやーーーーーーっ!なにこれーーーーー!」 OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA 単体ではおとなしくてカワイイクラゲちゃん、でもこの数は・・・。
まあ、ここからは自分が撮った動画でもみてくださいよ。

安藤さん曰く、雨が続いたあとの晴れの日なので、日光浴で大量に浮いてきてると。
「今日は大当たりの日ですね!」

この湖の神秘さ、目の前の光景が夢なのか現実なのかな脳がついていけないぜ・・・。

P11403722ちなみにまったく毒がないわけではないらしい。

「唇に足の部分を触れてみてください」
と安藤さんの言われがままに試すと、
「痛い痛い!」

人によってはしびれがなかなか抜けないというので、試すときはご注意を。

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最後にシュノーケリングポイントのパラダイスへ移動。
砂浜少ないのにどこでやるの?と思っていたら、とある岩島付近にて船からダイブするという。

意を決して飛び込む!ひゃーこれは深い!
誰かが餌付け用のパンを海にバラまくと、魚群がわさわさと集まる。

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こんな間近に躍る魚がみれるとは感動よ!OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「ここに最大のバラサンゴがあるんですよ~」
お、ここでパラオのガイドブックに書いてあった素潜りのやり方を実践。
L字に体を曲げ、真下めがけて垂直に潜る!
フィンをばたつかせると、おお!面白いように深くいける!

楽しくなって、嫁ほったらかしにしていたら、

「お嬢さん、どないしたんですか?はぐれたん?」
と嫁が大阪旦那に心配されておった(いい人や~)

時間が押していたのか、シュノーケリングは30分ほどで終了、若干消化不良。
明日は帰国・・・うぉーーーもっと潜りてぇ!
今度はシュノーケリングメインでパラオに来なければと、思わずにはいられなかった。

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ジャイブレストランのある港に帰ってきた。
白いオウムがお出迎え。 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

藤さんが、本日めぐった順路をパラオの地図で説明。
で、その説明の中で、我らが行っていない、珊瑚礁の美しいサウスロックアイランドとカープ島のすばらしさを絡めてき、
「サウスロックアイランドのツアーをやっているはうちだけです!次回はぜひ参加してみてください!」
クソッ!なんて営業がうまいんだ・・・さらにさらに消化不良が進行することになってしまった。

イケメンだと思っていたのに騙されたぜ!美人局!

まあ、またパラオに行こうという目標ができたのでよしとしよう~

次回最終回、パラオで一番うまいハンバーガーと、ナショナルミュージアムを紹介します~

中学生ソバジマ 東海村原子力発電所へ行く!の巻 後編

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中学生ソバジマ 東海村原子力発電所へ行く!の巻 後編

東海村原子力発電所。
どこまでも青い空と、人一人いない大きな道路が今でも印象的だった。
N君そっくりのおじさんの車に乗せられ、原発施設に向かう途中のイメージ。

東海村原子力発電所、茨城県那珂郡東海村にある日本で最初の、そして東京に最も近い商業用原子炉だ。
なので実験炉的性質が非常に高く、日本の原子力の礎的存在である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

N君「うひょー!ワクワクするね!」
俺(しねーよバカ!放射能で死んじまえ!)
と心にもないことをつぶやきながら到着。

実験炉的性質ゆえ、ちゃんと見学施設(じぇじぇ!洗脳施設だ!by中学生ソバジマ)が用意されていた。
これが今でもある「東海村テラパーク」なのだ~!
http://www.japc.co.jp/gendenkan/tokai/

「こんにちわ!一緒に原子力の勉強をしよう!」
青い作業服を着たインテリ眼鏡のおじさん登場。
どうやら色々説明をしてくれる模様。
うわーなんか目がキラキラしとるわ~。

核融合と核分裂の違い。
核分裂でなぜ放射線を放出するのか?
放射性同位元素についてなど、(説明するのがめんどいので各自調べてくれ~)
展示を見ながらわかりやすく説明してくれる。

最終処理場についての展示。

キラキラ☆インテリ男子(おじさん)「高レベル廃棄物は地下深くに保管されるんだ!放射線を出しなながら崩壊していくうちに、別の物質に変わるんだよ」

(これは本当の話。不安定な分子ゆえに安定を求めて放射線を出しながら別の物質に変化していく。ウランからプルトニウムやらストロンチウムやらヨウ素やらできるのはそのため。その分裂による熱エネルギーを発電に使ってるわけですね~)

インテリ「だから、いずれ

なんかできちゃうかもしれないね!」

N君「すごーーい!お金持ちだ!」

俺(出来るわけないだろ!できるまで超危ねーよ!死ね!)

そんなこんなで(おじさんは始終完全に空気だった)科学的な内容と、理想論を織り交ぜた説明をうけつつ実際の作業施設も見学していった。

インテリおじさんから溢れ出す、「我が科学力は世界一っ~!」という自信、う~ん子供ながらちょっと宗教ぽさを感じてしまったわ・・・・。
(まあ反原発どっぷりの人も似たようなもんか。)

帰宅後。自由研究のため、僕とN君は大きな模造紙に原発のメリット、デメリットを、図を交えながら描いていった。
発表の日、N君が原発の明るい未来を語った後、僕が問題点を語る。
その二つを踏まえながら原発を考えていこうと締める。
成功だ。
先生にものすごく褒められたのを覚えている。

今思うと、この時の担任の先生が中立的にきちっと物事を見ていたんだな~と。
偏った思想の人だったら、どちらかに肩入れして大人気なく非難していたかもしれない。
(それは僕かN君かはわからない)
教育とはイデオロギーの押し付けではない、多角的、客観的に考えることを教えてくれたのだろうか・・・。

N君は同じ年に転校してしまった。
最初のうちは手紙の交換をしていた気もするが、徐々にお互い忘れていった。
もう面識はないが、いい友達だったと思う。

「東海村JCO臨界事故」
その約10年後、東海村であの悪名高い事故が起こる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E6%9D%91JCO%E8%87%A8%E7%95%8C%E4%BA%8B%E6%95%85
(作業員が放射線物質をバケツリレーし被爆した死亡事故。悲惨かつグロ満載なため検索してはいけないキーワードである。)

N君と、彼とそっくりな親族は今も元気だろうか・・・。

そして更に重大な原発事故が起きた現在、心の片隅で心配せずにはいられないのである。