茨城県取手市、創業350年田中酒造さんの蔵開きに行ってきたぞ!
http://www.kimibandai.sake-ten.jp/
取手市は芸大のキャンバスがあり、小さい都市ながらも地元と若者の文化が融合した不思議な街。
で我が一族の3男、けんちゃん(芸大OB)が取手とアートを結ぶプロジェクトを色々やっているのだ。
今回の蔵開き、そのけんちゃんが司会をしているので、日本酒半分、冷やかし半分で出向いた次第。
入り口には酒樽を使った芸大生によるオブジェがお出迎え。洒落てるなぁ。
酒蔵の庭ではすでに地元民で賑わい、けんちゃんが銘酒「君萬代」のハッピを羽織りユルユル司会を進行中。
アットホームな雰囲気が癒やされるな。
子どもたちの水風船投げのイベントでハラハラ、焼き枝豆、肉巻きちまきをつまみに「君萬代 本醸造酒 生酒」をいただく。
生酒ならではのフルーティーさ、そして個性を放つ独特な香りが鼻を抜ける。
いい面構えのお酒だ。記憶に残る面白さでどんどん飲んでしまう。
おちょこ一杯で販売している、樽酒と大吟醸、「君ホワイト・改」というどぶろくもいただく。
大吟醸は洗練された香りと旨み、安定のおいしさ。
「君ホワイト・改」はロックで。さっぱりとした夏向きのお酒だ。
そして樽酒、これが最高の出来だった!
キリリとした旨みの中にキレイに香る杉樽の風味。これはヤバイ!際限なく飲んじゃいそうだ!
今まで飲んだ樽酒の中でNo1かもしれない。
非売品なのが悔やまれる。
手打ちそば、かき氷に舌鼓をし、けんちゃんの嫁さんみきさんの腐女子トーク(我が夫妻が腐女子認定される)、利根川の灯篭流し、サプライズ打ち上げ花火と夏を満喫。
君萬代の純米酒を買って東京に帰ったのであった。
今思えば、まるで夢の様な場所だった。
春の蔵開きでは、また違った貴重な酒が飲めるらしい。
また夢を見に行かないと、取手に。