最近見たもの
インプット時期に突入。
・アニメ
Re:CREATORS
アニメ、漫画、ラノベのキャラが現世に現れ世界の存亡をかけてぶつかり合うアニメ。
キャラとその原作者たちの協力という展開の中で、未来のクリエイターたちへのメッセージが読みとれる。
設定に癖と荒はあるが、熱い思いのある作品。
セントールの悩み
もし人類が複数の亜人で構成された世界だったら?
「もし肌の色くらいしか人類に違いがなければ、差別という悲劇が生まれなかったのに」
と、現人間社会の差別をシニカルに捉えた美少女日常系アニメ。
似た作品で「亜人ちゃんは語りたい」は、理解と調和をテーマにしたが、こちらは悲劇的な意味を含めた感じ。
ただ、内容にまとまりがない感はある。
メイドインアビス(見始めた)
後日感想。絵本的な世界観。でも噂では鬱展開らしい(笑)
・映画
ファーゴ
言わずと知れた名作。とある殺人事件にを舞台にした人間模様。
コメディいわれるが、自分は笑えるところがなかった・・・
映画内で繰り広げられる人間模様が、現実的すぎて当たり前の感覚になってしまってるんだろうあ自分。
映像は美しく印象的。
あまり面白くなかったのは、味付けの濃い日本アニメの見過ぎなのかもしれん。
ソラリス(リメイクもの)
意識が現実化する惑星ソラリス。主人公の前に現れた死んだはずの妻。葛藤と懺悔。彼が最後に取った行動とは・・・
タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」ハリウッドリメイク版。
芸術的で超アンビエント(悪く言えば眠くなる)な初代作品は僕が一番好きな映画。
リメイク版、あっさりしてたな・・・
人物の描写が弱かった印象。
ソラリス下で現れた妻レイアの葛藤とその行動に青年時代心を奪われたもんですが・・・。
久々にタルコフスキー版を見たくなりました。
・漫画
ばるぼら上下巻(手塚治虫)
芸術家たるもの、人生すべてを表現に注げよ。
手塚治虫先生からのメッセージ。
ミューズに愛想を尽かされ、死にゆく芸術家は政治、金など表現から外れた者たち。
政治運動に殉じた三島由紀夫対するメッセージとも噂されている快作。
途中で黒魔術設定になったのは、編集に流行りを押し付けられたかららしい。
先生の逆ギレを下巻からヒシヒシ伝わりました(笑)