FB友達の石井郁巳さんが出展してるグループ展、「語る抽象画展 vol4」に、先週仕事帰りに寄ってきました。
ネットでみると抽象画の印象というのはすこぶる悪い。
理解できない、子供でもかける、価値があるのがわからない・・・。
でもよく考えてみてください。
世の中は形の無いものも存在しているのです。
人の感情、心の中。
「子供でもかける」
結構的を得てる言葉ではないでしょうか?
素直な感情表現をキャンバスにぶつけたもの!
そう言うと合点がいきませんか?
脱線しましたが、13名の作家の感情が集まった語る抽象画展。
印象深い作品が揃っていて、しみじみ楽しめました。
気になった作家を3人ほどレビューします。
石井郁巳さんの絵は、カラフルさと独自のデザイン的センスにいつも脱帽します。
もし広い家に引っ越して、寝室を持ったらぜひ飾りたい。
心地よいリズム感があるんですよね~
ご本人の絵にかける力強い意志も本当に好きです!
MONZO 渡邉さんのデジタルを加工したサイケデリックスな絵画。
僕もデジタルで抽象画やるんですが、この方は独特な技法で、絵に立体感を与えているところに興味を持ちました。
コラージュとのことですが、ただ単純にそうとはいえない盛り具合。絹のような光沢。
不可思議かつダーティーな世界へといざなっているようでした。
枝元郁さんの抽象絵画。
錆びた金属のような重量のあるざらつく質感。
打ち込まれた波打つ凹みの群れ。
今回のグループ展で重さを一番感じた作家でした。
男の子的に「かっこいい」そんな素直な印象でした。
展示はすでに終了、忙しいとは言えレビューが後手になってしまい反省しきりでございます・・・。
興味のある作家さんがありましたら、ぜひごひいきにしてみてください~