荒木経惟「写狂老人A」 一昨日行った東京オペラシティアートギャラリーでの、アラーキー写真展。 「写狂老人A」 写真撮影自由とのことで、意気込んでみたらいきなり人妻ヌードの列で驚く。 生々しい、あーなんて生々しいのだアラーキーのヌードは。 人間の持つ汚らしくもあり尊くもある剥き出しのエロス。 修正しまくった偽りの美しさのヌードには興味はない、これですわ! ヌード回廊を抜けると、一面に日常風景の断片が並ぶ。 裸婦が被写体じゃない、ただの日常風景なのに所々エロスを感じるのは、常日頃卑猥なことを考えているからに違いない。 アラーキーも僕も。 生と性を感じる展示。 9月3日まで。