田中 一平 展

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銀座でヨガニドラーの帰りに寄ったうしお画廊。
田中 一平さんのオープニングパーティーが開催中でありました。
実は失礼ながら前情報は画廊HPだけだったのですが、ご本人とご両親が父と弟と繋がってましてびっくり。
世間の狭さを感じます。。。

作品を観て最初に思ったこと。
「無機物に生命が宿る」

正方形の鉄板に垂直につけられたバネとおもり。
回転する棒に接触するたびに、ゆらゆらと踊ります。
勢い余って鉄板に頭をぶつけると、風鈴のような心地良い響きが。
メインの作品では、更に鉄板に当たると上の電球が点滅する仕組みが!

よくよく観察してみると、うまく棒を避ける者や、ずっと頭を垂れて休む者が。
規則性の中にイレギュラーが発生することによって、まるでそれが意志のある生き物のように見えてきてきます。

見る側の創造力が掻き立てる展示、それが田中さんの目指しているアートなのかもしれません。

オーナーの牛尾さん曰く、一日中いても飽きない空間、銀ブラのついでにぜひ寄ってみてください~

田中 一平 展

会 期:2016/9/14(水)〜9/24(土)

うしお画廊
http://www.ushiogaro.com/
休廊日:日曜・祝日(9/18,19,22休廊)

時 間:11:30〜19:30(最終日 17:00まで)

にわか日本酒レビュー 80 田中酒造蔵開き 君萬代

茨城県取手市、創業350年田中酒造さんの蔵開きに行ってきたぞ!
http://www.kimibandai.sake-ten.jp/

取手市は芸大のキャンバスがあり、小さい都市ながらも地元と若者の文化が融合した不思議な街。

で我が一族の3男、けんちゃん(芸大OB)が取手とアートを結ぶプロジェクトを色々やっているのだ。

今回の蔵開き、そのけんちゃんが司会をしているので、日本酒半分、冷やかし半分で出向いた次第。

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入り口には酒樽を使った芸大生によるオブジェがお出迎え。洒落てるなぁ。

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酒蔵の庭ではすでに地元民で賑わい、けんちゃんが銘酒「君萬代」のハッピを羽織りユルユル司会を進行中。
アットホームな雰囲気が癒やされるな。

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子どもたちの水風船投げのイベントでハラハラ、焼き枝豆、肉巻きちまきをつまみに「君萬代 本醸造酒 生酒」をいただく。

生酒ならではのフルーティーさ、そして個性を放つ独特な香りが鼻を抜ける。
いい面構えのお酒だ。記憶に残る面白さでどんどん飲んでしまう。

おちょこ一杯で販売している、樽酒と大吟醸、「君ホワイト・改」というどぶろくもいただく。

大吟醸は洗練された香りと旨み、安定のおいしさ。
「君ホワイト・改」はロックで。さっぱりとした夏向きのお酒だ。
そして樽酒、これが最高の出来だった!
キリリとした旨みの中にキレイに香る杉樽の風味。これはヤバイ!際限なく飲んじゃいそうだ!
今まで飲んだ樽酒の中でNo1かもしれない。
非売品なのが悔やまれる。

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手打ちそば、かき氷に舌鼓をし、けんちゃんの嫁さんみきさんの腐女子トーク(我が夫妻が腐女子認定される)、利根川の灯篭流し、サプライズ打ち上げ花火と夏を満喫。

君萬代の純米酒を買って東京に帰ったのであった。
今思えば、まるで夢の様な場所だった。
春の蔵開きでは、また違った貴重な酒が飲めるらしい。
また夢を見に行かないと、取手に。