にわか日本酒レビュー62 激安純米酒2リットルパック 2本

にわか日本酒レビュー62 激安純米酒2リットルパック 2本

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お米だけの酒 辛口 日本盛株式会社 980円

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情熱価格 純米酒 北関酒造 798円

私の中で、純米パック酒の至高は「白鹿黒松純米」
コレは当面揺るぎないだろう。
家に無いとスマホの次ぐらいに不安不安でしょうがなくなる一本である。

わか日本酒レビュー50 黒松白鹿 純米
http://www.taiga.sobajima.info/archives/2548

味、量、値段、どれをとっても俺好み平均以上の数値。
コスパ最強だ。

が、女性に一途でも、酒には浮気症な私。
更に低価格の旨い純米酒を求めついつい買ってしまう。
(悪い男ね)

日本盛 お米だけの酒 辛口 は近所のダイエーで購入。
白鹿黒松純米は1.5キロ地点のスーパーで売っているため買いに行くのはちと面倒。
近場でなんとか旨いパック酒をという意味で購入した。

味は、安いだけあって薄い。すご~く薄い。
野性的で個性的な酒が好きな自分にとって悪い意味で水のようなもの、不味くはないが面白くない酒であった。
代替にならず残念。

北関酒造の情熱価格 純米酒は、亀戸のドンキホーテで購入。ドンキのプライベートブランドの酒でとにかく安い。
北関酒造は栃木の酒蔵であり、安酒をよくリリースしているようだ。

で栃木といえば、老舗銘柄、私の大好物「開華」の第一酒造がある。

にわか日本酒レビュー31 開華 本醸造(ワンカップ)
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1932

にわか日本酒レビュー48 開華 山廃純米吟醸
http://www.taiga.sobajima.info/archives/2445

同郷の北関酒造の安純米酒、その味は・・・・

ごめん、無理。飲めないわこれ。
ホントに純米酒?と言いたくなるよなチープさと、自分が苦手なカシューナッツ系の風味。
まずさのあまり怒りで震える私。
久々におちょこの手が止まったわ。
即料理酒の瓶へ移し替える。
第二の人生を謳歌してくれ・・・。

高い酒と違い、安いパック酒は味の落差が激しい。
「これは!?」と思える驚きの旨さのものから
「もう二度と呑むものか!ぺっ!」とまあ極端。
高い酒は「旨いけど俺の好みじゃないなフッ。」程度なんだけどな。

まあ、糞まずい酒に当たるのもそれはそれでネタとして楽しいもの。
貧乏金なし安酒上等!これからもパック酒に果敢に挑戦していく次第である。

にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造

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にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造 720ml 816円 浜松酒造㈱

君に「これが俺のスタンダードだ!」と胸を張って言えるものはあるか?

俺にはある「 出世城 本醸造」と!
浜松酒造
http://www.tenjingura.com/

浜松のイオンで購入した一本。
過去ログを調べると昨年カップ酒で出世城の300ml瓶を購入していて評価はまずまず。
しかもライバル、花の舞酒造の酒と勘違いしていたという不遇の扱い。
にわかひどい状況さ!

にわか日本酒レビュー14 出世城
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1489

一年後のリベンジマッチとなった出世城。
日本酒舌も肥えた今。

なんと!
こいつは私にとって完璧なる標準値を示してくれたのだ!

浜松の酒は基本的味の大暴れ系と私は分析している。
甲冑侍の群れが押し寄せる力強さ。
花の舞もそうだが、出世城ももちろんである。
ただ、今回の出世城 本醸造、それだけではなかった!

広がる酸味と生酒にみられるフルーティーさ(微かだが)、濃い味の酒が好きな私の求める完璧なるアベレージを叩きだしてきおったわ。

アルコールの飲めない浜松出身の嫁に
「これが俺が求める酒の味だ!」
と、亭主関白気取り(普段は奴隷)で飲ませ
(男らしいぜ!)
「実家帰った時、お、お土産でよろしくお願いしますぅ!」
と、直ぐ様いつも通りに平身低頭でお願いする。
そのくらい素晴らしい酒なのである。

同郷の花の舞酒造が東京へ貪欲に進出し女子向けの発泡酒をリリースしたりする中、ストイックに地酒の旨さを、媚びずに伝える浜松酒造の侠気。

どちらの方向性も甲乙つけがたい。が、私は浜松酒造を押して行きたい次第である!
(通ぶってるねぇ~)
にわか日本酒レビュー61 出世城 本醸造 720ml 816円 浜松酒造㈱ 君に「これが俺のスタンダードだ!」と胸を張って言えるものはあるか? 俺にはある「 出世城 本醸造」と!浜松酒造 http://www.tenjingura.com/ 浜松のイオンで購入した一本。過去ログを調べると昨年カップ酒で出世城の300ml瓶を購入していて評価はまずまず。しかもライバル、花の舞酒造の酒と勘違いしていたという不遇の扱い。にわかひどい状況さ! にわか日本酒レビュー14 出世城 http://www.taiga.sobajima.info/archives/1489 一年後のリベンジマッチとなった出世城。日本酒舌も肥えた今。 なんと!こいつは私にとって完璧なる標準値を示してくれただった。 浜松の酒は基本的味の大暴れ系と私は分析している。甲冑侍の群れが押し寄せる力強さ。花の舞もそうだが、出世城ももちろんである。ただ、今回の出世城 本醸造、それだけではなかった! 広がる酸味と生酒にみられるフルーティーさ(微かだが)、濃い味の酒が好きな私の求める完璧なるアベレージを叩きだしてきおったわ。 アルコールの飲めない浜松出身の嫁に「これが俺が求める酒の味だ!」と、亭主関白気取り(普段は奴隷)で飲ませ (男らしいぜ!) 「実家帰った時、お、お土産でよろしくお願いしますぅ!」と、直ぐ様いつも通りに平身低頭でお願いする。そのくらい素晴らしい酒なのである。 同郷の花の舞酒造が東京へ貪欲に進出し女子向けの発泡酒をリリースしたりする中、ストイックに地酒の旨さを、媚びずに伝える浜松酒造の侠気。 どちらの方向性も甲乙つけがたい。が、私は浜松酒造を押して行きたい次第である! (通ぶってるねぇ~)

にわか日本酒レビュー60 千代菊「新米新酒」

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にわか日本酒レビュー60 千代菊「新米新酒」 720ml 680円ほど? 千代菊株式会社

GWに義父の実家へあの!「獺祭」を父への土産に持って行ったら、地酒で応戦された件について。

お待たせしました。その地酒の名は千代菊「新米新酒」。
千代菊は岐阜県羽島市の老舗酒蔵である!
http://chiyogiku.co.jp/

で、実のところ「千代菊」と聞いた時あまりいい印象がなかった。
過去に千代菊の酒を2回飲んでおり、イマイチ評価が低かった。

にわか日本酒レビュー17 にごり酒 しろうま
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1479

もう一本は安売りで買った300ml レビューはしていないが安かろう悪かろうの酒だった。

「これが手頃な値段ですごく旨いんだよ!」
ニコニコとすすめる父を断ることなぞできるわけもなく、期待半分、注がれたカップをぐいといく。

「うんまあああい!」

おおおう!新酒ならではのフルーティーさもさることながら、サラリとしたのどごしの中にどっしりとした山の酒ならではの重厚な旨みも光る。

これ、自分が好きなタイプの酒だ!

結局、獺祭の封を開ける前にほろ酔いに。
父の言うスイスイいくってのがよくわかったわ。

で、話は既出の獺祭レビューに続くのである。

にわか日本酒レビュー58 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分
http://www.taiga.sobajima.info/archives/3025

獺祭、惨敗・・・。

この旨さに感動し、父お得意の地酒のある酒屋で、日本酒好きの友人知人にお土産として購入。
東京で買うよりかなり安いんじゃないかな?という値段。
こりゃ感想がききたいね~と喜び勇み、帰京した。

「美味しんだけど、味がこすぎてたくさん飲めないね・・・」
最初にプレゼントした上司からのお言葉。(獺祭の地、山口県出身)
「そ、そうですか・・・。」

ま、酒の好みとはそんなもんである。
岐阜には住んだことがないが、本籍岐阜の酒が旨いと感じる一族の血が流れているんだなぁとしみじみ感じたのであった。

やっぱり味の濃い田舎臭い男酒は、人気ないなぁ。とほほ。

特醸 千代菊1.8L

特醸 千代菊1.8L
価格:2,051円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー59 特別純米酒 生もと 時代

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にわか日本酒レビュー59 特別純米酒 生もと 時代 720ml 1200円ほど? 株式会社 釜屋

※前回予告した獺祭と勝負した岐阜の地酒は、都合により次回へ。

美人画と富士山という特徴的なラベルが目を引く埼玉の地酒。
渋谷のやまやにて400円ほど値引きされていたので、CDのジャケ買いのごとくラベル買い。
埼玉の酒というとマイナーだが、フロンティア精神あふれる私にとって喜びでしかない!
さて、どんな新しい出会いがまっているのかな?

釜屋という酒蔵は埼玉東部ではメジャーな存在。
http://www.rikishi.co.jp/indexnew.html
有名な銘柄は「力士」
おっと、そういえば大昔関東でCMやってたな!
「りきし~!」の軽快なフレーズは未だに覚えてる。

その酒蔵は最近、古の酒造法、生もとにこだわっているようで、今回の「時代」もそんな一品。

さてお味の方は・・・。

広がる酸味、男らしい泥臭さ、濃厚さがぶわーっー!と押し寄せてくる。
醸してる感が半端ない。
こりゃそうとう昔気質の酒だ!
女子供やミーハーにゃ理解できんフルボディさ。
(飲み手を選ぶ酒とも言える)
大好きだねぇ~これ。
軽いツマミとこいつだけでなかなか幸せな気持ちにさせてくれるわ。
こりゃ本醸造の力士も呑んでみたいねぇ。
(大吟醸と言わないところが通ぽいね♪)

今までの傾向として、海のない県の酒は濃厚で泥臭い味わいのようだ。
流行りの味ではないかもしれないが、こういう酒も存分に楽しめる男でありたいものよ。
(キャー男前!)

【釜屋】釜屋新八 1800ml

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価格:2,520円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー58 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

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にわか日本酒レビュー58 獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 720ml 2,418円 旭酒造株式会社

現代日本酒の最重要銘柄といえば「獺祭」であろう。
http://asahishuzo.ne.jp/index.php
メディアでも2ちゃんでも、旨い日本酒といえば「獺祭」と曰い、「獺祭」を飲んどけば間違いなし!と、一昔前の久保田のようなもてはやされ方。
(偶然なのか久保田も朝日酒造と読みが同じ)

ちなみに獺祭とはカワウソ(獺)が食事をする時、捕まえた魚を一列に並べる習性を指す言葉。それがまるで神様にお供えをしているように見えるからだとか。
あらかわいい。

現在あまりにもの人気のため、手に入れるのが困難なのだが、わが町亀戸のおしゃれ酒屋「はせがわ酒店」にあると調査、酒好きの父のために購入を決意した次第。
http://www.hasegawasaketen.com/index.html
そんな下町の酒屋でも、獺祭シリーズはお一人様一本までと制限がついていた。
ひえ~なんという人気っぷり!
酒粕にハマっている母のために獺祭の酒粕も購入、お店の人に
「さ、酒粕は一緒に買っても大丈夫ですよね?」とビビって確認する始末。
(大丈夫ですよと笑われた)

父に「獺祭をおみやげに持って行くよ」と電話する。
「だっさい?なんじゃそりゃ?それより岐阜の地酒で凄いのあるから楽しみにな!」と全く知らないご様子。日本酒通のはずなんだがなぁ。
しかも岐阜の地酒と勝負する流れになってしまった・・・。

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GWに岐阜に帰省す。そして夕飯時を迎える。

山口県という日本酒の印象のない県で、若手がこだわり抜き作り上げた酒「獺祭」。時代の寵児となったこの銘柄をついにいただく。

が、すでに父の薦めた某岐阜の地酒でほろ酔い状態という失礼なコンデション。
(すげー旨いんだもん。)
はてさて目を覚まさせる一撃を我々に浴びせることができるのか?!



うん、うまい。
丁寧に、丁寧に磨かれた味わいだ。
そして広がるふくよかな旨味み。
職人の熱い思いを感じることができる素晴らしい酒だ。
が、

父と私は首を傾げた。
「旨いけど、沢山は飲めないなぁ~」

そして二人は2~3杯飲んだ後、岐阜の地酒をまた飲み始めてしまった。
「するするイクのはやっぱこっちだな!」

我々にとって獺祭は、丁寧が故に、上等な故にこってりしすぎていたのだ!(なんだってーー!)

以前に同じような話を聞いたことがある。
新潟の名酒「緑川」の純米吟醸に感動したとあるのんべえが、上のランクの「純米大吟醸」はさらに旨いに違いない!と買って飲んでみたところ、甘すぎて口に合わんかったと。

酒の好みは人それぞれってことだ。まあ、とくにのんべえはコクよりもキレを重視する方も多かろうよ。そして値段の割にちょっとなあという気持ちもある人はあるのであろう。(俺のことだ!)

世間を賑わせているだけ合って一度は飲んでみても良い酒だ。
また話題の酒なので、贈答用として喜ばれる一品であることは間違いない。

結果として、我ら親子には岐阜の地酒に完敗した獺祭という形になってしまった。
これもまたドラマであり、日本酒の面白いところであろう。
(と、にわかが偉そうなことを言って〆る。)

さあ、次回は「獺祭」を打ち負かした岐阜の地酒が登場予定だ!
「オラ、なんだかワクワクしてきたぞ!」

にわか日本酒レビュー57 澤乃井 本醸造大辛口

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にわか日本酒レビュー57 澤乃井 本醸造大辛口 720ml 990円 小澤酒造株式会社

東京に住んでいるなら東京の地酒を飲まなきゃ酒飲みの意味がねぇ!

そんなわけで、またまた澤乃井のレビュー。

勝手にシティー派認定したスタイリッシュな切れ味の澤乃井の大辛口。
渋谷のやまやで購入だ。
最近やまやは澤乃井に力入れてるねぇ~
頼もしいコトよのう。

さて、こいつもなかなかのシャキッとしたソース顔のイケメンな味だ。
大辛口を謳うだけあって、センシティブなシゲキが襲うが、のどごしは爽やか、そして甘みも少々感じる。

都会派でありつつも、特に相性が良かった料理は酒粕鍋。
お互いを引き立て合い、飯と酒がすすむくんでしたよ。
ぜひお試しを。

さて、次回は埼玉の珍酒か、今一番有名な獺祭のレビューか?
それとも俺紙パックランキングを塗り替えたあの酒?それとも浜松の地「花の舞」のライバルのあの銘柄か?
岐阜の名酒もまだまだあるぞい。
うーん話題が尽きないまとまらないわ・・・。

にわか日本酒レビュー56 澤乃井 生貯蔵酒

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にわか日本酒レビュー56 澤乃井 生貯蔵酒 300ml 445円 小澤酒造株式会社

ちょくちょく登場する東京の銘酒「澤乃井」さん。
http://www.sawanoi-sake.com/

都会的で洗練された澄み切った味わいと勝手に評価中。
地味だけど気になるあの娘的な存在である。

今回はその生貯蔵酒なり。
当たりは浅いため、濃口酒に慣れていると「おやっ」となる心細さ。

一杯目より二杯目
二杯目より三杯目
ゆったりとやさしく
それでいて爽やか

と裏ラベルに歌われているとおり、飲むごとに爽やかで透き通った旨みが伝わってくる。
新潟の透明感とは違うんだよな~
その違いは一体なんだろうな。わからん。

擬人化すると絶対眼鏡っ子だよな澤乃井さんて。
と、萌え妄想。
ああ、都会のアダルトチルドレン。

にわか日本酒レビュー55 花の舞 飲み比べセット

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にわか日本酒レビュー55 花の舞 飲み比べセット 1,000円 花の舞酒造 300ml×3本

レビューを書き忘れが、だいぶたまっている今日このごろ。
不人気コンテンツなので興が乗らないと書かないからである。
(そもそも人気コンテンツあるんか?)

今回のレビューは、去年のお盆に浜松出身の嫁からのおみやげもの。
昨年正月、日本酒と焼酎の区別がつかない嫁(酒が飲めない)が焼酎を買ってきてしまい、(花の舞酒造が米焼酎だしてるんですよ)リベンジで買ってきたのだ。

ちなみに花の舞の米焼酎は、花の舞の荒々しさとは真逆、繊細で透き通ったイメージ。

さて、内容は吟醸酒、純米酒、本醸造となっております。

3本とも基本的には、花の舞特有の多勢の武者が砂埃を上げ突撃してくる味わいだ。
本醸造は苦味が効いていて、安酒好きにはたまらない味わい。
純米は本醸造より麹の香りが高く、ふくよか。
吟醸は甘い香りが広がり、花の舞初心者にはオススメしたい飲みやすい一品だ。

3本とも蔵の味わいを残しつつ、製造方法の違いで個性を発揮しているのが楽しい。
これがわかるようになれば、にわかを卒業して日本酒通と名乗ってもいいかねぇ私。

勉強になるね、飲み比べセット。
ごちそうさんです~。

【送料無料】花の舞 飲み比べセット300ml×3本

【送料無料】花の舞 飲み比べセット300ml×3本
価格:1,000円(税込、送料込)

にわか日本酒レビュー54 越の日本桜 越後桜 パック

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にわか日本酒レビュー54 越の日本桜 越後桜 パック 1.8L 越後桜酒造 925円

燗が合いそうな、たっぷりとした辛口酒を求めていた2月。
定番の黒松白鹿純米を買うついでに、1本パックを冒険してみようと思い目に止まったのが「芳醇辛口美酒15度」の越後桜である。

最近のパック酒は「10度」の軽い飲みくちを謳うものが増え、辛口派としては苦々しく思っていたのだ。その心意気買った!

越後桜酒造は新潟の蔵で、こういった安酒も旨いと新潟出身の方から聞いているので期待してみよう。
http://www.nihonsakura.co.jp/

それごぐり。
むふんっ!瞬間的にアルコールの辛さと苦味が喉と鼻をつく。
そして安酒にあるようなほんのりとした梨のような残り香。
が、これが嫌味ではない。
安いだけ有り、後に残るふくよかさは乏しいが、味わいはしっかりしていて面白い。
で、望んでいた燗にして試してみた。
う~ん、ちょっと変化が少ないかな。
常温で飲んだほうが美味しいかも。
残念。

気軽に呑む常温の辛口酒としては合格点。
程よくしびれて心地良しな酒である。

にわか日本酒レビュー53 桜鑑・本醸造生貯蔵酒 柏露酒造

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にわか日本酒レビュー53 桜鑑・本醸造生貯蔵酒 柏露酒造 252円 180ml

ファミマにて春らしいピンクの装いの女子ウケしそうなカップ酒を発見。
新潟長岡の柏露酒造というところが出している季節限定酒だ。
http://www.hakuroshuzo.co.jp/index.html

新潟に外れなし、ちょっと遅い一人桜見呑みでもいたしましょうか。

カペリと蓋を開け、すかさずクイッと。
うむ喉越しは軽い、甘口の酒かと思ったが端麗辛口。
本醸造らしい苦味があるが心地よい感じだ。
うっすらだが、生貯蔵酒らしいフレッシュな甘い香りが残る。
見た目とは裏腹に、男性ウケしそうな良い酒だ。

明日にでももう一本買ってこよう!
「花より団子」、もとい「花よりポン酒」
散りゆく桜を尻目に、コンビニまで駆けていく私の姿が目に浮かぶようである。

にわか日本酒レビュー52 超 真野鶴 超辛口純米無濾過生原酒

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にわか日本酒レビュー52 超 真野鶴 超辛口純米無濾過生原酒 1400円ほど? 720ml

 

うちの上司が、風邪で弱った体で新潟の酒品評会に行ってきたそうな。
普段から辛口の男酒が好きだと言っている私に、「やばすぎて品評会には出せない!」と酒蔵が言ったという噂の超辛口日本酒を裏から入手し、お土産として頂いた次第。

 

ありがたやありがたや。(今度岐阜の良い酒買っていきます!)

 

真野鶴は佐渡の尾畑酒造の銘柄で、普通のはかなり飲みやすいらしいのだが・・・。

 

「これは別格!ホントにヤバイから!」とさんざん脅され続ける。
大げさだな~とタカをくくっていた私。

 

まあ、飲んでみましょうか~
マイぐい呑みに注いで、躊躇せず一飲み!

 

おふぅ~~っ!新潟の酒にある日本刀のような澄み切った鋭さ!
原酒らしい甘い芳醇な香りがするが、甘みはかなり抑えられていてキレ重視だ。
が、この酒、甘さとは違う、コクというか、ヘビー級ボクサーのような重量感のあるパンチを打ってきやがった。

 

「う、うまいのに体が3杯目を飲むなと言っている!?」

 

少量のぐい呑み2杯で酔いが襲ってきた。
非常に質の良い酔いではあるものの、(自分にとって質の良い酔とは、二日酔いになりにくいということだ)得体の知れない危機感が・・・。

 

嗚呼、コイツは日本刀の中でも、太刀、いやその上、七尺越えの野太刀だ!
切れ味と重量で、うかうかしていると身体を真っ二つにされちまう・・・。

 

我こそは辛口好き!という者は、一度挑んでみてはいかがだろうか?

 

尾畑酒造
http://www.obata-shuzo.com/shop/default.asp

<table border=”0″ cellpadding=”0″ cellspacing=”0″><tr><td valign=”top”><div style=”border:1px solid;margin:0px;padding:6px 0px;width:320px;text-align:center;float:left”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/127eddfb.20559f82.127eddfc.f4278cf9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakesado%2f10000m19%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakesado%2fi%2f10000095%2f” target=”_blank”><img src=”http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakesado%2fcabinet%2fs-200-000%2fma-19.jpg%3f_ex%3d300x300&amp;m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakesado%2fcabinet%2fs-200-000%2fma-19.jpg%3f_ex%3d80x80″ alt=”【真野鶴】辛口純米酒720mlこの純米酒・・・満足度100%!即発送できます” border=”0″ style=”margin:0px;padding:0px”></a><p style=”font-size:12px;line-height:1.4em;text-align:left;margin:0px;padding:2px 6px”><a href=”http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/127eddfb.20559f82.127eddfc.f4278cf9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakesado%2f10000m19%2f%3fscid%3daf_link_tbl&amp;m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakesado%2fi%2f10000095%2f” target=”_blank”>【真野鶴】辛口純米酒720mlこの純米酒・・・満足度100%!即発送できます</a><br><span style=””>価格:1,360円(税5%込、送料別)</span><br></p></div></td></tr></table>

 

 

にわか日本酒レビュー51 しぼりたて神鷹 720ml

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しぼりたて神鷹 720ml 870円 江井ヶ嶋酒造

1月初旬砂町銀座、ワンカップ大関熱燗と焼鳥竹沢商店の50円のレバ串両手に闊歩。
焼鳥竹沢商店のレバーは一度皆さんにおすすめしたい一品。
新鮮かつデカイ。そして臭みもなくひたすらうまい。

で、お茶目なご主人がいる銀座ホール(メニューにギャグ、小ネタ満載)でもやしそばを食い、(嫁は大判焼きと餃子という珍妙な注文)巡回先の「紀の国屋酒店」へ向かう。

ここは明石の酒、神鷹の揃えがいい。以前に純米酒を買い、その男らしい味に魅了された。
今回も掘り出し物があるかと覗くと、新酒発見。
酒は神鷹 男は辛口!ここで買わねば男がすたる!
購入し、北風吹き抜ける商店街をホクホク顔で後にした。

最近散財したせいで、定番パック酒ばかり飲む堕落っぷり。
そんな貧乏舌が今年初めて人並みの酒をいただく。

おおお!新酒ならではのフルーティーな香味が突き抜ける。
で、甘スィートな匂いにもかかわらず、全く甘さを感じない辛口。
なおかつ男らしい太さも感じられる。
雑味も少なくのどごしも良い。
いいねぇコレ!大当たりだ!

もう一本かっとけばよかったな~とオンラインショップを見ると690円!?
店より安い!と思いきや、送料で700円。たっかくつくわい。

ま、たらふく飲みたかったら明石へ旅行して飲んだくれたいねこれは。
江井ヶ嶋酒造
http://www.ei-sake.jp/

神鷹 吟醸 720ml

神鷹 吟醸 720ml
価格:778円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー50 黒松白鹿 純米 2000ml 1180円


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毎日日本酒が飲みたい男、それは私。
高い酒はまあ、旨いさ。
だがな、私は下流階級、金がねえんだよ金が!

そんな僕らの味方は大手酒造のパック酒!
(だが、だいたいゲロマズだ!おえええええ!)

だが私は諦めない、近所のスーパーマーケット(あえて酒屋を避けるぜ)
で当たりを夢見てパック酒を買う日々だったさ。

とある日。最寄駅から2つ向こうにある駅前スーパーに私はいた。

初めて入ったこのスーパーで出会ってしまったのだ・・・。

それが「黒松白鹿 純米」だった。
http://www.hakushika.co.jp/lineup/junmai/0510.php

特売でその日は980円、ダメもとで買って帰りましたさ~。

家まで2キロの道のりを2リットル抱えて徒歩帰宅。

ほどよく疲れたところで、期待ほどほど即一杯!

そして俺は叫んだね!「なんだってーーー!」

癖の少ない淡麗辛口!甘すぎずクドすぎず程よい具合じゃないか!
人によっては旨み、個性の少ないというかもしれない。
だがな、毎日飯食いながら飲む酒はこのくらいが一番うまいのだよ。

これこそ”テーブルワイン”ならぬ”ちゃぶ台日本酒”だ。

飯も酒も進んであー体に悪い!
先日から、この酒に酒粕混ぜてお燗にする新技も編み出し、もう飲酒が止まらないアル中一直線!

すでに2本目突入で嫁泣かせの悪逆非道の日本酒。
俺はこいつに一生ついていくね!

記念すべきにわか日本酒レビュー50回。
まだまだ続きまっせ!

日本酒レビューバックナンバーはこちら

http://www.taiga.sobajima.info/archives/category/drink

にわか日本酒レビュー49 天狗舞 天 本醸造

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にわか日本酒レビュー49 天狗舞 天 本醸造 720ml 869円 株式会社車多酒造

飲兵衛の父親から若き頃教わった酒で覚えているのが
「久保田」と「天狗舞」だった。
日本酒を知る前の頂点はまさにこの二つのブランド。
http://www.tengumai.co.jp/

石川県を代表する名酒「天狗舞」の山廃仕込みは、あの!「美味しんぼ」で紹介されたという変な意味でのお墨付きなわけでございます。

今回いただくのは、貧乏にわかにふさわしい本醸造、山廃仕込みをブレンドしたリーズナブルな1本。

大昔父から頂いた味は忘れてしまったが、その時の気持ちを馳せていきましょう~

「いざ天狗討伐!」

ああ、さすが荒くれ者の天狗!辛口な刺激が口内で暴れまする!
本醸造という安酒特有な大雑把さ(苦味)も、嫌味じゃなく心地よい。

お燗にすると、麹の甘さがプ~ンと引き立ち、辛さとの調和もばっちりだ。

剛力烏天狗な本醸造、力強い存在感を見せつけてくれましたな!

改めて上位ランクの天狗舞をいただきたいと強く思った次第だわ~

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天狗舞 天(たか) 1800ml

天狗舞 天(たか) 1800ml
価格:1,988円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー48 開華 山廃純米吟醸

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にわか日本酒レビュー48 開華 山廃純米吟醸 1800ml 2,730円 第一酒造

鬼怒川、日光旅行で買ったカップ酒で一目ぼれしてしまった栃木の地酒「開華」
http://www.sakekaika.co.jp/

安いカップ酒でこれほどまで魅了した銘柄、ぜひ酒好きな父にも味わってもらいたいと、父の誕生日用に上位ランクな酒をチョイスした次第。
(ベタ褒めのワンカップ開崋レビューはこちら)
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1932

で、ちゃっかり自分用も購入、とことん味わったわけよ。フフン。

味わいはやはり、芳醇で濃い味、苦味酸味のバランスもよく、ふあっと消える後味が絶妙なり。

まさに名のとおり
「味わいの華開く」
酒である!

山国の酒だけあって野性味あふれる男味。だがあとを引く、止まらない!(オッスオッスの男酒、大好きです!)

ちなみに「山廃」とは一体なんなんだろう?
はい、wikipedia!
http://ja.wikipedia.org/wiki/山廃仕込み
あら難しい。どうやら古典的な酒造り方法(生酛)から、「山卸」という蒸した米、麹、水を混ぜ粥状作業を無くして、長時間熟成させる方法らしい。
んで、普通の高速酒造りより濃厚な酒質になるというもの。

ざっくり言うと「うまい!」(ひどい)

んで、父の感想は
「日本酒らしい味だ。だけど後味がすっとなくなりどんどん飲んでしまうぞ。これは危険だ」

ありがとうございました~っ!

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にわか日本酒レビュー47 厳選辛口 吉乃川

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にわか日本酒レビュー47 厳選辛口 吉乃川 720ml 698円 吉乃川株式会社

新潟の長岡市で450年の歴史のあるという老舗酒蔵吉乃川。
「キッカワじゃねぇ、ヨシノカワだ!」
http://www.yosinogawa.co.jp/

最近東京を攻めてきたのかよく目にするようになり、かなり気になっていた酒だ。

近くのコンビニで手頃な4合を見つけたので、購入即断レジにダッシュ!

「厳選辛口」と踊る赤字が、自称辛口通(にわか)の心をくすぐりますな!

自分の悪い癖なのだが、新しいポン酒を買った日は、

「玄関開けたら5秒一杯!」

と、超大昔に流行ったTVCMのような状態なである。

今回も「も~う、がまんできな~ぁい!(ケロッグコンボ)」
と心で絶叫し開封即いただきました。

うむ、新潟らしいソリッドな辛口かと思いきや、酸味ほどよく個性を主張。
甘味は少ない辛口だが、田舎酒の芳醇さも軽く有り面白い。

まあ、いうなれば旨みと辛口が共存する自分好みの酒ですな。

日が経つにつれ甘味が増していくようで、3週間経過後はほどよく甘くクセのない酒になりもうした。

福島の「榮川」に近いと思いましたな。

↓榮川 特醸酒レビュー
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1504

比較的安い600円台の5合瓶酒って、なかなか侮れんぞ~。

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【普通酒】厳選 吉乃川 辛口 1800ml

【普通酒】厳選 吉乃川 辛口 1800ml
価格:1,584円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー46 トップバリュ 酒

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にわか日本酒レビュー46 トップバリュ 酒 900ml 498円 合同酒精

なんかさ、人ってついつい魔が差しちゃうことってあるよね。
たまたま近所のダイエーで買い物中、冒険してみたくなちゃって、買っちゃったのよコレ。
絶対まずいのわかってるんだけど、498円だし、料理酒にでもすればいいかって。

ああ、まずいよ、クソだよこの酒。
日本酒?違うよ、全然違うよ!(マークパンサー風に!)

まだ酒の味もわからなかった20代前半、1.8リットル498円の合成酒買って飲んでいたことあるんだけど、その時の味、思い出したね。

りんご味。

紛うことなき りんご味。

スイーツwww

なんなんだろうねこの独特の風味、麹由来のものでは絶対ないよね?
もう味と内容が(酸味料、糖類入り)別もんなんだから、清酒じゃなくてリキュールでいいよ。りんご風味酒にしてさ~!

名前変えても頭痛くなりそうだから絶対飲みませんがな、ハッハッハ。

アル中になると、むしろこのあたりの酒をガブガブイっちゃうらしいね。
(吾妻ひでおの漫画より)
そうならないためにも、気はしっかり持って酒を楽しまなけりゃならんと、ふんどしを締め直す思いでござい~

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にわか日本酒レビュー45 米だけの酒 沢の鶴

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にわか日本酒レビュー45 米だけの酒 沢の鶴 900ml 680円 沢の鶴株式会社

ニュースで安酒大手の盟主、富久娘の純米酒がアルコール添加していたことが明るみになり回収騒ぎ、まあ大企業なんてそんなもんだろうと思う今日このごろ。

今日ご紹介するのは、スーパーでもよく見かける底辺純米酒のベストセラー、「米だけの酒」 沢の鶴でござい。

http://www.sawanotsuru.co.jp/

「コメだけ」との念の入れようが逆に、本当に純米酒かどうか怪しくなる一方な一品。

まあ飲んでみないと始まらない、値段もあって売れている酒なので、少々期待しておきましょう~

冷が良いとのことなので、冷蔵庫にほどよく置き呑み頃を一杯。

うむ、甘口タイプか。大手によくあるそこそこ飲める日本酒の甘さで悪くはない。
パッケージもピンクだし、イメージ通りかも。
安いだけあって薄口ではあるが及第点だ。
悪酔いする感じでもないし女性でもイケそうなやさしい飲み口。

辛口好きの自分からしては物足りなさを感じてしまうが、あり、合格!

本当に純米酒かどうかは置いておいて(沢の鶴に怒られる!)、売れているだけはあるフェミニンなポン酒であった。

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にわか日本酒レビュー44 富久娘 千成ひょうたんカップ

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にわか日本酒レビュー44 富久娘 千成ひょうたんカップ 200ml 98円 富久娘酒造株式会社

スーパーの酒売り場でブイブイいわせてきているオノエングループ。
合同酒精を母体とし、富久娘、福徳長、などを数々の酒企業を飲み込んだモンスター・・・。

その富久娘部門が送る、クッソ安いカップ酒を、量販店やまやで発見。
こんだけ安いのに、糖類酸味料無添加の生意気仕様、外しても痛くもないので興味本位に購入してみた。

定番となったイカの塩辛をご用意し、カポッと蓋をとりましょう~

臭う・・・臭うぞ・・・。
なんか臭いぞ。
酒の良い香りというよりバイオちっくな臭気。
発行健康食品的な臭さ?
こりゃ味は一体どうなっちまうのか・・・。

恐る恐る飲み口に口を付けくいっと流し込む・・・。

おおっ、うまい!?
ワンカップ特有なチープ吟醸香、大関ワンカップに近い安酒味なのだが、十分イケル!
薄味テイストでワンカップ大関ライトといったところか、それがほどよく料理の邪魔をしない。(それなりにコクもある)

チープなんだけどクセになるな~発酵臭いのもそれはそれで個性的。

ブスなんだけど自分のツボに入ってしまい抱ける、そんな女性のタイプさ、この酒は。(そんなひどいことはしたことないですが)

安いのでついつい手が伸びる面白い酒、やまやでも結構売れているみたいだ。
出会ったら、一度挑戦して欲しいね。

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にわか日本酒レビュー43 菊正宗ピン 900ml 598円 菊正宗酒造

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にわか日本酒レビュー43 菊正宗ピン 900ml 598円 菊正宗酒造

菊正宗酒造
http://www.kikumasamune.co.jp/

日本人だったらだいたい知ってる大衆酒の代表選手。
白鶴まる、黄桜ドンなどといった、味の違いがわからんアル中向けのイメージがつきまとう忌まわしきヤツ。

だが、まって欲しい、それは飲まず嫌いじゃないのか?
しかもピンさん、最近糖類酸味料入れなくなって、更生したみたいよ!
モンド・セレクション(笑)も受賞してるし、イっちゃいましょうよ!

パック酒を抱え近所のダイエーから駆け足で帰宅し、即飲みだ。

うへーーーーーっ!
辛口に偽りなし!が、なんだこの感覚は・・・っ。
辛口な酒の部分と水が分離している味がする・・・。
混ざっていない、この酒はなんか混ざっていない気がする。
開封して数日たっても分離感が残る。
振ったら混ざるだろう、とかいうそういう問題じゃないんだ、この一体感の無さは。

料理酒にするほど不味くなないが、リピートはもうしないだろう。
安さの理由がとってもわかりやすい、大手の大衆酒でござんした。

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菊正宗 ピン  2リットルパック×6本

菊正宗 ピン  2リットルパック×6本
価格:4,999円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー43 上撰 松島の月

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にわか日本酒レビュー43 上撰 松島の月 1800ml 1280円 大和蔵酒造

酒の量販店やまやが有する酒蔵、大和蔵のCクラスの辛口日本酒。
割引で1000円になっており、思わず購入。
実は1年前、レビュー始める前に上撰と100円高い本醸造は購入してたりする。
一人用で買った初めての一升瓶だったかもしれないな~
俺が酒浸りになったきっかけはお前だ!バカヤロー!

やまやに吸収される前から大和蔵は辛口酒として定評があったらしい。
以前レビューした「雪の松島」が代表する銘柄。
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1512

「松島の月」はやまや吸収後に生まれた弟分。
値段も若干控えめになっております。

さて、飲み心地をば。
さらりと薄味、辛口だが、旨み甘さ控えめ。
雪の松島 超辛+20のレビューにも書いたけど大和蔵の酒は旨みが弱いんだよな~
でもまあ、悪くないんだよ、ごくごくいけるし、悪い癖もないし。
この値段だったらアリな感じだな。
で、100円高い本醸造は、これに少しだけ旨みUPの印象だった。

飯を食いながら、何も考えないで飲める酒。
そんなスタイルがよく似合う奴でした。

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にわか日本酒レビュー42 澤乃井 奥多摩湧水仕込 カップ

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にわか日本酒レビュー42 澤乃井 奥多摩湧水仕込 カップ 180ml 210円 小澤酒造株式会社

新しい酒を入荷したので、レビュー待ちの酒を消化していきまっす!

澤乃井は東京の銘柄では一番知れていると思う。(多分)
http://www.sawanoi-sake.com/

東京で旨い酒なんて造れるのか?なーんて思っちゃいけません。
青梅市のド田舎を舐めちゃいかん!(行ったことないけど)

以前東京福生の銘柄「嘉泉」を頂いたのう。あれは武蔵の田舎侍な感じで面白かった。
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1660

すでに別の日本酒を飲んでいてほろ酔い状態、レンチン湯豆腐をつまみにいざ勝負!

うん、これはクセがなく、そしてほどよくコクもあり良い感じだ。
これといって大きな個性はないが、毎日飲むには適した優等生な普通酒じゃない?
高い酒と比べると劣るかもしれないが、その分ストレスフリーで飲めるな。

田舎者の嘉泉とは違い、都会派の東京男子的癖のなさ。
東京を代表する銘柄とはよく言ったものだ、次回は是非1升ビンで購入したいぜ!

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小澤酒造「澤乃井 奥多摩湧水仕込」1800ml

小澤酒造「澤乃井 奥多摩湧水仕込」1800ml
価格:1,785円(税込、送料別)

にわか日本酒レビュー41 緑川 本醸

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にわか日本酒レビュー41 緑川 本醸 720ml 1700円くらい(もらいもの)緑川酒造

我がバンドのBassでリーダーの河津落し氏から、「緑川」普及のため頂いたもの。

以前には、緑川の吟醸をいただき、新潟の酒の圧倒的実力に畏怖したものだ。
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1591
今度はランクが下がり、「本醸」である。
日本酒の場合、人それぞれ好みがハッキリ分かれるので値段だけでは測れない。
そう言う意味では非常に楽しみな緑川の普通酒、さっそくいってみよう!

あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいたものを、イカの塩辛をつまみにグイッとな!

む、むむむ!苦い!
吟醸のスッキリフルーティー味を想定していたので体が反射的に跳ね上がる。
そして味がまだ熟れていない感じがした。
この感覚、にわか日本酒レビュー33 神鷹 普通酒を飲んだ時と同じだ。
http://www.taiga.sobajima.info/archives/1999

この時常飲していたのが、大和蔵の「上撰 松島の月」という淡麗蛋白辛口系の安酒(安売りで一升1000円だった。値段の割にうまい。近日レビューします)という水っぽいやつが比較対象だったから、余計にそう感じた。

開封して二日目、味が慣れてきてまろやかになるが、苦味は健在。
味の濃い料理と合わせやすかもしれない。

友達の家に遊びに行ったら、全く似ていない弟がいて「マジお前の弟なのかよ!」と思わず突っ込んでしまった、そんな情景を思い出す緑川体験であった。

あまりいいレビューじゃなくてごめんよリーダー。

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